2024年09月17日
AtlassianのITIL準拠のITSMツール「Jira Service Management」の入門ガイドブックを発売します小山 康由 Yasuyuki Koyama
リックソフトのガイドブック作成担当、小山です。長くて長くて、そして暑い暑い夏がやっと終わり、週間予報には秋の期待が漂い始めました。皆さまは無事に乗り切れましたか? 私は息も絶え絶えという感じです。
さて、そんな中でやっとできあがった新作ガイドブックをご紹介したいと思います。
リックソフトからお届けするガイドブックシリーズ、その第11弾は『Jira Service Management Cloud 管理者向け 入門ガイドブック』です。 ちょっと名前が長いですね。本稿では『JSM管理者向け』と省略させていただきます。
新しいガイドブックのテーマとしている「Jira Service Management Cloud」(JSM)とは、従来「Jira Service Desk」(JSD)としてServer/DC版も提供されていた製品の最新版です。製品名の最後に「Cloud」とついていることからわかるように、Atlassian Cloudで提供されるクラウド製品となります。
JSMはJSDの特徴だった「誰にでも使いやすいサービスデスク、ヘルプデスク機能」をさらに発展させながら最新のJiraプラットフォームの機能を取り込みました。
初めてJSMに触れる方でも扱いやすいテンプレートを多数用意しています。
さらに、より高度なITSM機能を必要とするプロフェッショナルなユーザーのために、アセット管理やインシデント管理にも対応しました。これらに関連する「ITIL」や「ITSM」「DevOps」といったキーワードを耳にされている方も多いのではないでしょうか。
新しく登場する『JSM管理者向け』ガイドブックではこれらの機能を網羅......してはいません。
ガイドブックはJSMのベースとなるサービスデスク、ヘルプデスク機能に焦点を当てて解説しています。日進月歩で機能が追加されるAtlassianの開発ペースが速すぎるというのも正直ありますが、やはり基本となるサービスデスク関連の機能から習得していただきたいという思いがあります。基本を固めた上で、より高度なITSM機能を試してみてください。
必要であれば、弊社の誇る優秀なエンジニアが皆さまの状況に合わせたサポートを行います。その際は弊社担当者までご連絡ください。
さまざまな機能を試しながらガイドブックを作成しているのですが、そのときに「これは!」と思う機能を見つけることがあります。『JSM管理者向け』を作成しながら見つけた気なる機能といえば「チーム管理対象サービスプロジェクト」です。これはJira Cloudの「チーム管理対象プロジェクト」をJSM向けに拡張したものになります。
従来のJira管理者が作成するプロジェクトとは違い、(権限があれば)誰でもプロジェクトを作成、管理できるところがお気に入りです。
サービスデスク関連の機能だけでなく、画面デザインやワークフローも自分の思い通りに作れます。その代わりさまざまな機能がプロジェクト内で完結しており、他プロジェクトと設定を共有することができません。
これらの特徴をメリットと考えるかデメリットと考えるかは立場によって様々だと思います。
個人的にはJSMの持つ高度な機能をJira管理者に頼ることなく利用できる点がメリットだと考えました。小さなプロジェクトをチームで作成して管理するなんて、Jiraが世に出たころの姿を思い出します。
ただ、Jira管理者から見ると、自分の知らないところでプロジェクトが作られるのは問題かもしれません。そんなときはグローバル権限の割り当てを変更してチーム管理対象サービスプロジェクトを作成できるユーザーを限定したり、あるいは機能自体を無効化したりもできます。
そんなこんなで完成した『JSM管理者向け』をあなたのお手元にお届けできるようになりました。今回もいくつかの形式をご用意いたしましたので、使いやすい製品をお選びください。
まずは基本にして正統、リックソフトのガイドブックシリーズ伝統のA4サイズで製本されたガイドブック。
Amazonさんでお取り扱いしています。弊社から直接ご購入いただくこともできますので担当営業までお問い合わせください。
次に対応端末の多さとチームへの展開の容易さが魅力のPDFガイドブック。製本されたガイドブックと同じ内容をPCやタブレット端末、スマートフォンなどから利用できます。弊社のeラーニングシリーズとのセットプランがおすすめです。
最後に、今年デビューしたニューフェイス、Confluence Cloudにインポートして使うデジタルガイドブック。私のイチオシでもあります。Atlassian Intelligenceと組み合わせての利用が強力ですが、それだけではありません。あなたのチームの使い方に合わせてインラインコメントを記入したり、ユーザーによって参照できる章を制限したりといった柔軟さもポイント。社内向けの操作マニュアルを作成するときの助けにもなります。
あらためて『Jira Service Management Cloud 管理者向け 入門ガイドブック』、満を持しての登場です。ぜひあなたのお手元で内容をご確認ください
リックソフトはJira Cloud / Confluence / Jira Service Managementの管理者向けの指南書、
Jira CloudとConfluence Cloudのエンドユーザー向けのガイドブックを発行しています。
御社のConfluence環境に、これらのナレッジを入れることができます。
「Jira Service Managementの活用方法をもっと詳しく知りたい」という方へ。リックソフトからJira Service Managementの評価ライセンスを申し込んだ方は、リックソフトのヘルプデスクチームのサポートが5回まで受けられます。
Jira Service ManagementJira Servie Managementを試してみたい方はこちら
Jira Service Management 無料トライアルご依頼フォームリックソフトでは、無料のセミナー(不定期開催)や 研修サービス(有償)を提供しています。ぜひご利用ください。
Jira リックソフトの研修サービス e-ラーニング Jira 入門コース本情報はブログを公開した時点の情報となります。
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アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのサポートではサポートします。
リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
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