2021年12月22日
第7回 Workato(ワーカート)とは? Workbot for Slackを使って業務効率化を図る!大薗 輝久 teruhisa ohzono
リックソフトブログ「Workatoとは?」コーナーの"7回目"になります。
今回は、Workatoで用意しているコネクタの「Workbot for Slack」をご紹介したいと思います。
「Workbot for Slack」は、Slack内からビジネスアプリを監視および操作するのに役立つWorkatoチャットボットです。
例えば、企業のリードがWebサイトのフォームに入力された時や、アラートが作成されたときなど、重要なイベントが発生したときに、WorkbotがSlackチャネルに通知を投稿するレシピを構築することができます。
「Create connection」から Workbot for Slackのコネクタを検索していただき、コネクションを作ることができます。
コネクション名や保存するLocationなどを選択し、Connectボタンを押下します。
接続するSlackのワークスペースを選択し「許可する」ボタンを押下すれば、Workabot for Slackのコネクションを作ることが可能となります。
今回は、Salesforceで新しくケースが作成されたタイミングでケースの内容をSlackの指定チャンネルにメッセージを飛ばす。
という簡単なレシピを作成してみたいと思います。
Workbot for Slackのアクションは、Post messageを選択してみます。
Reply Channelで、メッセージを送信するチャンネルを選択。
Notification textで、送信するメッセージ内容を作成します。
このレシピをStartして、Salesforce側でケースを作成すると・・・
上図のように、Workbotからメッセージが送信されたのがお分かりいただけると思います。
このように、Workbot for Slackを利用すれば、簡単にSlackに対してアクションを行うことができます。
Workatoには、SlackコネクタとWorkbot for Slackコネクタの両方を利用することができるので、レシピを構築する際に、どっちを使えばいいの?という質問がよくございます。
ここではSlackコネクタと、Workbot for Slackコネクタの違いを説明したいと思います。
Slackコネクタはワークスペース自動化ツールです。
Slackチームをチームメンバーとして承認するレシピを作成したり、チャネルにメッセージを投稿したり、Slackチームメンバーに直接メッセージを送信したり、チャネルやグループを管理したりできます。
Slackチームにアプリをインストールする必要はありません。Slackコネクタ上に構築されたレシピを使用すると、メッセージボタンやメニューに応答できます。
Workbot for Slackコネクタは、ボットインタラクションエクスペリエンスを構築するためのツールを提供します。
Workbotはユーザーインターフェイスと一連のレシピで構成されており、ユーザーはこれを介して他のアプリとデータを送受信します。
ユーザーはSlackチャネルとダイレクトメッセージでWorkbotを操作します。
SlackコネクタとWorkbot for Slackコネクタの比較表は以下の通りです。
特徴
|
Slack コネクタ
|
Workbot for Slack コネクタ
|
---|---|---|
添付ファイル送信 | Yes | Yes |
メッセージにボタンをつける | Yes | Yes |
メッセージのメニュー化 | Yes | Yes |
スレッドに対応 | Yes | Yes |
Slackへのインストール | No | Yes |
ユーザーのカスタマイズ投稿 |
常に認証済みユーザーの投稿 |
常にWorkbotの投稿 |
事前に作成されたレシピ/コマンド? | No | Yes |
通知を設定する必要があるか? |
No Slackメッセージを投稿するレシピを開始するだけで 指定したチャネルに通知が投稿され始めます。 |
No Slackメッセージを投稿するレシピを開始するだけで 指定したチャネルに通知が投稿され始めます。 |
確認済みのユーザーアクセス? | No | Yes |
データ(パラメータ)を後続のメッセージ/レシピに渡す | No | Yes |
Slackのようなコミュニケーションツールの利用が増加しているため、コミュニケーションツールを自動化プロセスの中心に考えられる企業様はとても多いです。
Workbot for Slackでは、単純にメッセージを送信するだけではなく、ボタンや絵文字からの次アクションも促すことができるため、様々なシーンを想定したレシピを構築することができます。
自動化の幅が一気に広がりますので、ぜひWorkbot for Slackを使いこなしてみてください!
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