2021年10月15日
第4回:Workato(ワーカート)とは? レシピのマネジメントに欠かせないVersion(バージョン)管理機能大薗 輝久 teruhisa ohzono
リックソフトブログ「Workatoとは?」シリーズの"4回目"になります。
今回は、Workatoで作成したレシピのVersion(バージョン)管理機能について触れていきたいと思います。
プログラムなどで、コードを管理するのに必要不可欠な、Version管理。
Workatoでも、「いつ・誰が・何をしたのか」を全てVersionとして記録しています。
また、前のVersionを参照・復元することも簡単操作で行えるため、多くの企業様でガバナンスの一環として利用されています。
それでは早速説明していきたいと思います。
Version管理をする方法は特になにか特別な操作は必要ありません。
レシピを作成している際、Editの画面でSaveボタンを押すだけでVerisionが自動生成されます。レシピを使っているユーザーは手間や時間をかけず特段に意識せずVersion管理が行うことができます。
ちょっとした変更でもSaveボタンを押せば、毎回しっかりとVersionが作成されるので特別な操作は必要ありません。
Versionの確認方法は、作成したレシピの「Version」タグをクリックして確認することができます。
各Versionで、「いつ、誰が、何をしたか」を確認することができます。
また、Versionごとに、Comments(コメント)を入力することができるため、前Versionのレシピを開くことなく、何を変更したかが後々わかるように、こまめにコメントを入力されておくことをお勧めいたします。
前のVersionに復元することも簡単に行うことができます。
方法は、Versionタグで復元したい行をクリックし、画面右上にある「Restore this version」を押すことで可能となります。
※レシピがスタート中はボタンが非アクティブになっていますので、復元したい場合は、レシピをSTOPしてください。
このように簡単手順で、復元状態からレシピを編集・実行することができます。
復元したレシピが最新Versionとして管理されるため、復元前に戻したい時も同様の手順で戻すことができますので、安心ですね。
Workatoは、特にエンタープライズ利用を目的として作られているため、Version管理機能は実装していますが世に出回っているiPaaS製品には、こういったVersion機能を持ち合わせている製品はあまり多くありません。
いわゆる市民開発が可能な製品だからこそ、「誰が・いつ・何を手を加えたか」のガバナンス機能はとても重要となります。
次回、第5回目は、レシピの稼働状況のマネジメントを紹介します。
製品について詳しくはこちらをご覧ください。
WorkatoWorkatoを試してみたい方はこちら。
Workato無料トライアルご依頼フォームWorkatoに関する資料請求、製品デモ、お見積もりのご要望は下記リンクより承っております。
Workato お問い合わせ本情報はブログを公開した時点の情報となります。
ご不明な点はお問い合わせください。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのサポートではサポートします。
リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。