2020年10月14日
私のTrello活用術その2:チームヘルスモニター熊井 亮輔 Ryosuke Kumai
このブログは、Trelloを愛するリックソフト社員がタスク管理ツールを超えたTrelloの活用方法をご紹介するコーナーです。
Trelloはタスク管理ツールとして知られていますが、実はアイディア次第ではいろんな使い方ができるんです。
今回はTrelloの活用術その2ということで「チームヘルスモニター」をご紹介いたします。
リックソフトお客様のAtlassian運用チームでは年に2回、チーム力の改善のためヘルスモニターで状況をチェックしています。
チームがどういう状態なのか、各自で評価(投票みたいな)して意見を出すために、Trelloのカードを使って実施しました。
フロントチームはマニラ、バックエンドチームは日本を拠点に仕事をしていて、去年は東京のオフィスに集まって、ホワイトボードと付箋を使って、対面でこのヘルスモニターを実施しました。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で1つの場所に集まっての開催が難しかったことから、何か良い方法はないか?と考え、Trelloのボードとカードを使いつつオンラインMTGで実施することに。
Trello、ボード、カードはAtlassianのTAMが用意してくれました。
TAMありがとう!
それぞれの評価要素に対し、ボード上で誰がどう思っているのかが一目で把握できるように工夫しました。
今回利用したのはカードのラベル機能です。
Vote機能だと数が表示されるだけなので誰がどんな状態なのかがわかりづらかったので、評価カードに対して自身をメンバー登録することにより、可視化しやすくなりました。
まず、1つの評価要素ごとに列を用意します。
列には1つの説明カード、3つの評価カード(We're strong here, We're ok... but a little shaky, We're not healthy)を用意し、それぞれ1つの列に4つカードを用意しました。
カードには各自、自分自身を登録するのでこのように表示されます。
アイコンが出るので、誰がどのように考えているのかがわかります。
JiraのカンバンボードやConfluenceのページの同時編集でも正直良いのではと最初は思いました。
しかし、Jiraはわざわざプロジェクトやらボードやら色々用意するものが多く、Confluenceで見やすいページを作るとなると手間が結構かかります。
それに比べてTrelloではわりかし気軽に用意できるし、見た目も良いので、リモートで働かざるを得ない環境下でホワイトボードと付箋の代わりに利用できてとっても便利です!
今回はTrelloでチームの状況を可視化することで、チームリーダーだけではなく、チームメンバー全員が
求められているものに対して誰がどのように考えているかを簡単に共有することができました。
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