残業削減の鍵は「Jiraの自動化」にある！？社員みんなに「Jira自動化ルール」を知ってもらう＆使いこなしてもらうには

2025年01月20日
残業削減の鍵は「Jiraの自動化」にある！？社員みんなに「Jira自動化ルール」を知ってもらう＆使いこなしてもらうには

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小山康由 Yasuyuki Koyama

小山康由</mt:Var>

JiraとConfluenceには自動化機能があるクマね。最近、人事部の人と話をして部署のJiraの自動化のログを検査したら、有給消化率が高く平均残業時間が少ない部署は、Jiraの自動化機能を使いまくっているということがわかったクマ。ほかの部署はJiraの自動化のルールがそんなに設定されていないみたいクマね。

それを知った人事部が「みんながJiraの自動化を使えるようになれば、社内全体の有給消化率が高くなって残業も減るのでは」という仮説を立てたクマ。そのためにJiraの自動化機能に関する知識を社内で標準化してJiraの自動化利用を促進したいのだけど、なにかいい方法はないクマかね？

「Jiraの自動化機能」、できる人にはわかるけれども...

クマさん、こんにちは。リックソフトのガイドブック作成担当、小山です。

今回はJiraの自動化機能を社内に普及したいというご相談ですね。

いいですよね、自動化機能。Cloud版でより身近になり、私もお気に入りの機能です。

さて、そんな自動化機能ですが「クマでも今日から使える！」とはいかないのが悩みどころです。

下の画像のようにプログラミングで使用するフローチャートのような形で条件や実行したい処理をJira上で設定しなければなりません。プログラミングの経験のない人（とクマ）には難しそうですよね。

Jiraの自動化設定運用：よくあるケース

では部署の中で数人のエキスパートを育てて、メンバーの要望に応じて自動化ルールを作ってもらおうかな......と、「自動化の仕組みを考える人」と「自動化の恩恵を受ける人」を分けるというケースも聞きます。しかし、その運用だと、自動化の恩恵を受けるエンドユーザーが「じどうかるーる？？」という状態では、「ここをこうしたら、こうなるように設定してほしい！」というリクエストも出せません。

また、作った自動化ルールがほかの自動化ルールと競合しあうという事故も起きています。

組織みんなでツールを使いこなすのは容易ではないのです。

解決策となるJiraの自動化研修、リックソフトがはじめました

そんなクマさんや読者のみなさまのために、リックソフトの研修講師陣が研修メニューに新しく「ツール活用講座シリーズ」を用意しました！このシリーズでは、1時間から2時間程度の時間で、JiraやConfluenceに含まれる「ツール」の活用方法にターゲットを絞りそのエッセンスを伝授します。さらに開催対象を11名以上に限定し、講師からの説明を中心にしたカリキュラムとすることで受講しやすいお値段を実現しました。

とは言っても話を聞くだけでおしまい、ではなく講師との質疑応答の時間もちゃんと設けてあります。

説明を聞いて「？」と思ったことはその日のうちに質問して解決してしまいましょう。

クマさんの場合ですと「ツール活用講座シリーズ」の中の「自動化コース」がオススメです。

こちらは過去にパイロット版を開催し、ご好評をいただいたので正式メニュー化させていただきました。

自動化の基本から構成、ユースケースのご紹介、プロジェクトの自動化とグローバルの自動化の違い、自動化監査ログについて説明する内容となっており、自動化機能でできることや注意した方がいいことについてひと通り学べる内容になっています。

なお、実習環境は弊社が用意いたしますのでご心配なく。最新のAIである「Atlassian Intelligence」が利用できる環境で、AIの支援を受けた自動化ルールの作成もご体験いただけます！

個人的な感想ですが、Atlassian Intelligenceに自然な言葉で頼むと自動化ルールの雛形を作ってくれるのは驚きです。実運用には最終的な調整は必要ですが、是非とも一度は見ていただきたいと思います。

「自動化」は自動化ルールを作る方だけではなく、Jiraを使って作業する多くの方に受講していただきたいと思います。

冒頭にも書いたように、自動化ルールとはどんなものか、その雰囲気を知っているだけでも「〜の作業を自動化できないかな？」という気づきを得るきっかけになるからです。そして、自動化ルールは限られたメンバーの行う作業ではなく、多くのメンバーが行う作業を対象にしてこそ効果を発揮するもの。

そう、クマさんご要望の「メンバーの知識をそろえる」というところが大切です。クマさん、ご慧眼！

なお、今回ご紹介するカリキュラムではJiraの自動化を対象としています。リックソフトの研修講師陣によれば、ご要望があればJSMやConfluenceの自動化についてもカリキュラム化を検討するとのことです。Jiraの自動化について受講していただき、JSMも！ Confluenceも！とリクエストいただければと思います。

最後に、ご相談いただいたクマさん、そして「ツール活用講座シリーズ」に興味を持たれたみなさまにお願いです。

弊社の研修はおかげさまでご好評いただいており、毎年2月〜4月ごろは講師フル稼働で対応させていただいています。このため直前になってからご相談いただいてもご希望に沿えない場合がございます。早め早めでご相談いただければ幸いです。