2024年06月05日
「ちょっとした説明会」がすぐ作れる「loom(ルーム)」使ってみた【リアクションがかなりうれしい】堀田(リックソフト マーケティング部) hotta
Atlassian(アトラシアン)が昨年10月に買収したloom(ルーム)、みなさんご存知でしたか?リックソフトのマーケティング部・堀田は、アトラシアンの買収ニュースでこのサービスを初めて知りました。
Team'24に行った上田さんのレポから「なるほど、時差がある地域でも"Team"Workができるツールだな、ふむふむ」と分かった気持ちになりつつ、「同じタイムゾーンで働いているチームではそんなに役に立たないのでは?グローバル企業にしか使ってもらえないのでは?」「日本国内企業には無用の長物では?」と危惧していました。
ふと、試しにloomで短い録画をしたらちゃんと役に立ち、そして視聴者のリアクションがうれしかったので、「loom」使ってみたレポを共有します。
リックソフトのマーケティングは、社内報として「週報」を週に1回作成しています。コラボレーションツール「Confluence(コンフルエンス)」内の「社内広報」スペースを作り、毎週水曜日の正午くらいに公開。公開ページのリンクをSlackの全社チャンネルでアナウンスをしています。
週報の内容は新入社員の自己紹介・衛生委員会からのお知らせ・おすすめの福利厚生サービス・社内の部活の様子・開発部が最近やっていること・社内アンケート・リックソフトのオフィシャルパートナーであるヴィッセル神戸の観戦レポなど多岐にわたり、毎回だいたい4~5トピックを紹介しています。
リックソフトは、基本的にリモートワークのワークスタイルであるため、社員が直接顔を合わせる機会は限られています。出社で会った別部署の社員さんが何をやっているか・どういう人かを知り、会話のきっかけになるような社内報づくりを目指しています。
リックソフトは、関東ITソフトウェア健康保険組合(通称ITS健保)に加入しています。この健保の取り組みで、とあるレジャー施設を割引で利用できるプログラムがありました。(わかる人にはわかる、アレですね)。
その申し込み方法が、ぱっと見ではわかりづらいと感じました。「このページのここをクリックして、この画面にいって、そしてここにこれを入力すると申し込むことができる」という手順説明を作るとよいのですが、ひとつひとつの画面をキャプチャして説明文をつけるのが面倒です。ほかにもやるべき業務があるので、今回は試しに「loom」を使ってみました。
*注:こちらは画面のキャプチャのため、再生ボタンをおしても動画は再生されません、
作成にかかった時間:2分。
loomはGoogle Chromeのアドオンがあります。アドオンを「有効」にして、「カメラ」「マイク」のアクセス権限設定にまごつきましたが、画面の録画にかかった時間は47秒程度。慣れれば作業時間=録画時間にできそうです。
loomは字幕やタイトルも自動で作ってくれました。(タイトルの絵文字も、loomが入れてくれました)
正直なところ、2024年5月現在、日本語での字幕や要約の内容はまだ心許ない状況です。これは、話し手の問題である可能性があります。もっとAIにやさしい話し方をすれば精度もあがっていくと思います。
(余談:堀田は英語とインドネシア語が話せるので、それらの言語でもloom録画をしてみました。3言語の中で最も流ちょうに話せる言語は日本語のはずですが、loom的には英語が一番精度がいいように感じます)
「申し込み方法がわかりづらいと感じたのは私だけかも。こんな解説動画作らなくても、申し込みたい人はみんな自力で申し込めるよな」と思っていましたが、週報を公開した1時間後には、けっこうなリアクションがもらえました!うれしい!
上記のように、動画の何分・何秒のタイミングでリアクションをくれたもわかります。うれしい!
「作らなくてもいいと思ったけど、みんなの役に立ってよかった!loomで作ってよかったな」とほっとして、うれしくなりました。
―――この感情、前に抱いたことある...そう!リックソフト入社したてて、自分のためにConfluenceで情報をまとめていたら、会ったことがない社員さんから「いいね!」をもらったときのあの感情です!
さて、このloomは、社内Wikiとして各社で導入されているConfluenceに実装されるそうです。Confluenceのページ作りが楽しく・楽になりそうで、個人的に楽しみにしています!
loomでは5分以内のキャプチャ動画を音声付きで録画できるツールです。
上記の福利厚生の申し込み方法解説動画のように「わざわざ説明会を開くほどではない、だけどみんなに知ってもらいたい」というようなことを共有するのに便利そうです。
タレントマネジメントシステムを新たに導入した。
部長職以上はこの設定を、チーフ職位の人はこの設定を、と職位ごとに設定してもらう項目が違うとき、部長職向けの説明会の時間を押さえる必要がなくなります。
特に部長職は多忙のため、時間をそろえるのが困難なので、loomはちょうどいい存在だと思います。
新たに営業職の社員が入ったときの「この画面を見たいときはこの遷移」「このデータを見たいときはこうする」という説明する際、loomに録画をする。
社員が入るたびに同じ説明をせずに済みますし、オンボーディングを受けた人も聞き直す必要がなくなります。
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アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのサポートではサポートします。
リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
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