リックソフトブログ

2023年12月04日

アジャイル開発なのに「進行中」の課題が多すぎる!→Jira Softwareの「列の制約」機能でアラートを出そう

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堀田(リックソフト マーケティング部) hotta

堀田(リックソフト マーケティング部)</mt:Var>

  

この記事では、Jira Software(ジラ・ソフトウェア)でスクラム開発をしている方に向けたTipsをお届けします。

ステータス「進行中」の課題(チケット)が多いのは良くない

プロジェクト開発の課題管理では、タスクのステータスは

Todo(「未着手」、「Backlog」「未対応」など含む)

     ↓

進行中(「処理中」、「In progress」、など含む)

     ↓

完了(「Done」,「Finish」、「終了」など含む)

という変遷で開発しているケースが多いと思います。

「俊敏に」「市場の変化にあわせて開発を進める」アジャイル開発で、「進行中」のチケットが多い状態が続いているのは望ましい状態とはいえません。

プロジェクトの進捗を遅らせる可能性があり、スケジュールや予算に影響を与えます。また長い期間進行中のままという状況は、品質の低下やバグの増加につながる可能性があります。

なかなか「完了」にならない.結果「今週も進捗が少なかった」「チームのベロシティがぜんぜんぜん安定しない」ということが頻発する場合、Jira Softwareの「列の制約」機能を使ってみてください。

カンバンボードの各列の課題数を制約する

前提として、「進行中」の課題が多いのはよくない状態です。

Jira Softwareは、ボードの課題数の列数を制限できます。

< 設定方法1:企業対象プロジェクトの場合 >

「アクティブなスプリント」から右上「・・・」をクリックし、ボードの「設定」を選択。

設定で「列」を選択すると、以下の画面になります。

「列成約」を「課題数」にし、最小数・最大数を設定できます。

< 設定方法2:チーム対象プロジェクトの場合 >

ボード→「列とステータス」、ステータス名にマウスオーバーした際に出てくる鉛筆マークをクリックして「課題の最大件数」を設定。

列の制約、設定後の挙動は...

今回は「進行中」の課題の最大数を「5」に設定しました。

「進行中」の課題が6つ以上になると、進行中レーンに「最大5」とアラートが出てきます。

< 宣伝> JiraとConfluence(コンフルエンス)を使うとスクラム開発がスムーズになります!スクラム研修はじめます!!

昨今、ウォーターフォールやアジャイルなどのシステム開発の言葉を聞くことも増えたと思いますが、中でも、アジャイル開発の一種として扱われる「スクラム(Scrum)開発」は、システムやプロダクトの開発の際に使用されている手法です。

名前は聞いた事あるが「どのようなものなのか、またどう利用すれば分からない」そういった方も多いのではないかと思います。

アジャイル開発は、利用者(ユーザー)の優先度の高い機能から開発を進める手法です。
利用者(ユーザー)からのフィードバックを反映させて計画当初より満足度の高い成果物を目指すことができます。

スクラム開発の進め方

じゃあ、どうやってスクラム開発を進めていけばいいのでしょう?

Atlassian社の提供するJira・Confluenceでは、このScrum開発フレームワークへ親和性の高い機能が多く実装されています。リックソフトは、このJira・Confuenceの機能を最大限活かしたスクラム開発の方法をお伝えする個社研修を開始します!

オンラインのJira・Confluence Scrum研修が登場します!

リックソフトでは、今までScrum(スクラム)研修については、現地開催(オフライン)のみ開催をしておりましたが、オンラインでの実施を開始しました。「メンバーがみんなリモートワークで、研修会場まで行くとか難しい」、「感染症のリスクあるので参加したいけど躊躇している」..という皆様も気軽に参加できる研修となっております。

Jira・Confluenceを使って開発メンバーの視点をそろえて円滑に開発を進めたいというチーム・企業の皆様是非、この機会にリックソフトのJira&Confluenceスクラム研修の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

大まかな研修の流れといたしましては、まずは、Scrum開発についての概要を説明させていただきます。
その後、Jira・ConfluenceのScrumにおける基本的な機能の利用法を紹介させていただき、ハンズオン形式でテーマに沿って、
グループワークなどを行い実際に仮プロジェクトでスプリントを実施していただきます。

                                         

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リックソフトでは、無料のセミナー(不定期開催)や 研修サービス(有償)を提供しています。ぜひご利用ください。

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