2022年11月28日
プロジェクト管理者のためのJira ダッシュボード活用術~代表ガジェット4選~南澤 華代 Hanayo Minamisawa
こんにちは。リックソフト ヘルプデスク担当の南澤です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はヘルプデスクへ届いたお問合せを紹介したいと思います。
こんにちは! 僕はリックマです。
僕は入社してから2年経つのですが、コツコツ働いた結果、やっとプロジェクトの管理者に任命されたっくま!
プロジェクト開発の管理をJira Softwareでやりなさいと言われたのですが、僕はJira Softwareをあまり触ったことがないクマ...最近やっと課題を作る、参照するという操作ができるようになったクマ・・・・
プロジェクトメンバーの課題の進捗具合を把握したいのですが、一番簡単な方法を教えてほしいっくま!
突っ込みどころ満載の内容ですが・・・・回答しましょう。クマ語が多いので、人間語に翻訳するとJira Softwareで以下を実現したいようです。
これは、Jira Softwareのダッシュボード機能を使うといいと思います。
今回はこの機能について詳しく紹介します。
自分が担当の課題リストやチームメンバーなど関係者の更新状況・進捗状況をグラフや表で可視化できる機能です。
サーバー版のJiraでは、ログインしてすぐ見られた画面です。クラウド版では初期設定では「自分の仕事(My work)」が表示されるようになりましたが、自分のアイコンをクリックすると個人設定(Personal setting)画面の「Jiraホームページ」設定で「ダッシュボード」に変更することができます。ログインしてすぐの画面で、自分が見たい情報が並んでいると便利ですよ。
最初は以下の画面のようなDefault dashboardが設定されています。自分が担当の課題リストや関係者の更新状況を確認できる「アクティビティストリーム」がセットされています。
このダッシュボードを自分で好きなようにカスタマイズできます!
ダッシュボードはJIRA画面右上の「・・・」をクリックし、展開されるメニューの「ダッシュボードの作成」より簡単に作成できます。
ダッシュボードの名前や、共有するメンバーを設定できます。
共有先はグループやプロジェクトメンバーを指定できます。
(閲覧者・編集者を非公開にすれば、自分だけが閲覧できるダッシュボードになります)
「保存」ボタンを押すと、下のような新しい空のダッシュボードが作成されます。
つづけてダッシュボードに課題の進捗状況を把握できるガジェットを追加してみます。
追加操作は簡単で右端の「ガジェットの追加」からリストよりガジェットを選ぶと左のダッシュボードエリアに追加されます。グラフの配置は、ドラッグ&ドロップで変更できます。
「レイアウトの変更」で、横三列配置なども可能です。
今回は、代表的なガジェットを4種類紹介します。
作成した課題と解決した課題の相関を時間ごとに表示します。このグラフを見てバックログ(未処理、未着手のまま放置されている作業や業務、案件)が多くなりすぎてないか確認できます。
赤色の領域は、解決した課題よりも作成された課題のほうが大きい期間、緑色の領域は、作成された課題よりも解決された課題のほうが多い期間を示しています。
課題フィルターに基づいたデータを表形式で見ることができます。X軸、Y軸の対象も選択できます。
例では、担当者が抱えている課題の数をステータス(進行中、完了など)ごとに表示しています。これを見ると、担当者の課題の進行状況を把握できます。
設定した期間内で作成された課題数と、そのうちの解決された課題数を棒グラフで表示します。
緑色は解決済の課題、赤色は未解決の課題を示しています。このグラフをみてプロジェクトの課題作成速度や、解決速度を可視化できます。
指定したフィールドでグループ化した円グラフを作成することもできます。
例は、プロジェクト課題の担当者の割合を表示しています。担当者の負担状況を一目で確認できます。
このガジェット以外にもたくさんありますので、ぜひいろいろ試してみてください。
JiraSoftwareは、ダッシュボード以外にもプロジェクトメンバーの状況を管理する便利な機能が沢山あります。
リックマさんも納得していただけましたでしょうか?
みなさんからもお問合せお待ちしています~
このブログは2017年9月14日に公開したものを2022年11月28日に編集したものです。
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