2021年12月06日
アジャイル開発からアジャイル経営へ。Gartner IT Symposium/Xpoに出展しました夏橋 美佐 Misa Natsuhashi
こんにちは、夏橋です。
本日は、先日出展したGartner IT Symposium/Xpo 2021について、レポートをお届けします。
2021年11月16〜18日の会期中に、CIOがどのように逆境に対処するか、また事業を継続していくためのデジタル・ビジネス戦略立案ツール/テクニックをどのように見つけていくかについて、さらなる分析を紹介するバーチャルイベントです。ITエグゼクティブは、本コンファレンスに参加することにより、ビジネス課題の解決とオペレーションの効率化を目的としたIT活用法についての知見を得ることができます。
リックソフトはプラチナスポンサーとして、セッション講演とバーチャルブース出展をさせていただきました。
またセッションにおいては、「激しい競争•変化の中で価値を高め続けられる組織にするためには:いま日本の大企業に必要なビジネスアジリティ」をテーマにパートナー締結させていただいているScaled Agile社と共にリレー式のセッションを行いました。
本日はそのご様子をご紹介いたします。
DXの本質は、単なるITツール導入だけではなく、組織に"ビジネスアジリティ(俊敏さ)"をもたらすことにあります。
ソフトウェア開発の世界ではスタンダードな「アジャイル」という考えを、営業、マーケティング、販売管理や調達など各部門が垣根を超えた一貫性のある戦略を実践し、経営層から従業員までが同じ方向を向き、素早く対応できる組織になることがグローバルでは注目されています。
この体制作りは経営層のコミットメントなしでは成し得ず、またいかに多くの企業がビジネスアジリティの方向へ舵を切れるかどうかが、今後の日本のビジネス界の将来を左右するといっても過言ではないでしょう。
本セッションでは、不確実性の高い時代においても変化に素早く対応し、ビジネスの価値を伸ばし続けられる鍵をご紹介しました。
前述した通り、スケールドアジャイル社との2部構成でお話しさせていただきました。セッションの概要をかいつまんでご紹介しますね!
Scaled Agile, Inc.
ストラテジックアドバイザー 中谷 浩晃
新しい働き方、ビジネスへの俊敏な対応、強いリーダーシップを取り入れた変革推進のためのフレームワーク「Scaled Agile Framework (SAFe)」について、グローバルの先行事例も交えてご説明いただきました。
DXの目的は、企業や組織がビジネスアジリティを獲得し、より良いビジネスアウトカムを創出することにあります。しかしなかなか上手くいかない。その課題を掘り下げていくと「市場投入時間への短縮」や「社員がバラバラの方向を向いている」など普遍的な課題にとたどり着きます。そのような課題にアプローチできるビジネスフレームワークSAFeについてご紹介していただきました。
リックソフト株式会社
ソリューション開発部セクションマネージャー 辻 大輔
SAFeの原理原則を実際に組織に落とし込むためには、Jira Alignというツールを活用することがおすすめです。Jira Alignを利用すると、経営戦略からタスクの実行までトップダウンでアライメントを取ることができます。
戦略ピラミッドやWHY機能など、実際に便利な機能のご紹介を交えながら利用イメージをご案内させていただきました。本気でアジャイルな組織を目指す企業をリックソフトは支援いたします。
今回は特別に当日放映したセッションをYouTubeにて公開しております。本セッションのご視聴をご希望の方は以下よりアクセスください。
Jira Align(ジラアライン)は、アジャイル開発からアジャイル経営へシフトするエンタープライズのためのプランニングツールです。
企業ミッション、ビジョン、バリューをトップに位置付け、それらをブレイクダウンして開発、販売、マーケティングなど個々のプロジェクトに落とし込んでいくピラミッド型構造となっており、経営戦略と現場のタスクを紐づけることでミッション実現に向けて全社一体となって進むことが可能です。
また実際にプロジェクトを進める過程では、予定通りに進まないものも出てきますが、Jira Alignは、各プロジェクトの進捗情報を収集し可視化することで、経営層や管理者がプロジェクトの遅延を素早く把握しタイムリーな対応を可能にします。
Scaled Agile, Inc.が提供するScaled Agile Framework® (SAFe)は、世界中の2万を超える企業で使用されているビジネスアジリティ実現のための世界をリードするフレームワークです。
SAFe®の学習プロセスや認定制度の仕組み、グローバルパートナーネットワークや、トレーニングを受けた80万人を超える専門家のコミュニティーを通じて、企業はアジャイルな文化を構築し、顧客価値を迅速に特定・提供することで、新たな機会を生み出し、ビジネスの成果を向上させることができます。
近年、SAFe®は技術チームだけでなく、営業、マーケティング、財務、人事などのビジネスチームにおいても、効果的な組織構造を生み出すフレームワークとして注目されています。
SAFe®はグローバルにおいて、ヘルスケア、金融、自動車から電気通信、政府に至るまでの業界で実践されており、主に市場投入までの時間の短縮、品質の向上、生産性の向上、および従業員エンゲージメントの向上に効果があることが証明されています。
Scaled Agile社 VP・APAC統括責任者のロブ・ハワード氏と弊社代表取締役の大貫が「いま日本に必要なビジネスアジリティ」をテーマに対談した様子が、日経XTECHの記事になりました。
「組織のアジャイル化」へDX先進企業がSAFeを導入する理由から、SAFeこそが日本企業に最適な理由など盛り沢山の内容でお届けしています。
ぜひ、以下よりご一読いただけますと幸いです。
ビジネスアジリティを実現するフレームワーク「SAFe」が選ばれる理由
これからも引き続きSAFeやJira Alignに関する情報をお届けいたします!
本情報はブログを公開した時点の情報となります。
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アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのサポートではサポートします。
リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
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