2021年01月22日
Jiraから課題をエクスポート!Xporterを実際に使ってみよう!大薗 輝久 teruhisa ohzono
皆様こんにちは!リックソフト プリセールスエンジニアの大薗です。
今回は「ちょっと気になるアプリ(アドオン)シリーズ:Xporter - Export Issues from Jira」でご紹介したオリジナルで作ったテンプレートを利用してJiraの項目をエクスポートすることができる「Xporter - Export issues from Jira」に一歩踏み込んでエンジニア目線でご紹介いたします。
同シリーズはAtlassian社のMarketplaceで掲載されていて使ってみたい!気になる!というAPPをどんどん紹介するシリーズです。
「Xporter - Export issues from Jira」の概要については簡単に弊社の澤田が紹介しておりますので
ぜひ、こちらの記事もチェックしてみてください!
バックナンバー
前回「Xporter - Export issues from Jira」の記事はこちら
さて、今回ご説明させていただく、「Xporter - Export issues from Jira」を詳しく知ってもらうために
上記の3つに焦点を当てて、説明していきたいと思います。それでは、さっそく行ってみましょう!
「Xporter - Export issues from Jira」は、Atlassian Marketplaceからご購入・インストールいただけるAPPです。
Jira Softwareや、Jira Service Managementからオリジナルで作成したテンプレートを使って情報をエクスポートすることができます。
Atlassian Marketplaceから購入(Freeトライアル もあります!)
Xporter - Export issues from Jira
インストールしていただくと、アプリのメニューに追加されます。
Global Permissions(グローバル権限)
Enable Xporter for all projects and all users
(すべてのプロジェクトとすべてのユーザーに対してXporterを有効にする)
ONにすると、APP機能はすべてのユーザーが利用でき、すべてのテンプレートはすべての課題で利用できます。
Xporter Visibility(Xpoterの可視性)
Enable Xporter panel on Single Issue View
(シングルイシュービューでXporterパネルを有効にする )
ONにすると、課題単体ビューのXporterパネルから課題情報をエクスポートできます。
Enable Xporter on Customer Portal Request Detail
(カスタマーポータルリクエストの詳細でXporterを有効にする)
ONにすると、XporterがJira Service Managementのカスタマーポータルで利用できるようになります-
Enable Xporter on Customer Portal My Requests
(カスタマーポータルのマイリクエストでXporterを有効にする)
ONにすると、XporterがJira Service Managementのマイリクエストで利用できるようになります。
Enable Xporter on Agile Boards
(アジャイルボードでXporterを有効にする)
ONにすると、Xporterがアジャイルボードで利用できるようになります。
Enable Xporter on Jira Home menu
(JiraホームメニューでXporterを有効にする)
ONにすると、XporterがJiraホームメニューで使用できるようになります。
Miscellaneous(その他)のXporter Visibility(Xpoterの可視性)で各項目をONにすることで、6箇所からXporter機能を利用して情報をエクスポートすることができます。
カスタマーポータルのリクエスト画面に「Xporter」が追加されており、こちらから課題項目を利用し、エクスポートすることができます。
カスタマーポータルのマイリクエストの一覧に、「Xporter」が追加されており、こちらから課題項目を利用し、エクスポートすることができます。
カンバンボード画面の「・・・」から展開できるメニューに「Xporter」が追加されており、こちらから課題項目を利用し、エクスポートすることができます。
プロジェクト設定の「Xporter」から、プロジェクトごとに、どのテンプレートをどのような名称でエクスポート対象とするかを設定することができます。
Addボタンから、新規テンプレートを作成が行えたり、既存のテンプレートの編集ができます。
テンプレートには、
・エクスポートの名称と説明
・対象となるScopeの設定(どこからエクスポートできる?を参照)
・エクスポートするテンプレートファイル
・出力対象のフォーマット選択(エクセル、PDF、CSVなど)
・デフォルト出力タイプの決定
などの設定が行えます。
ここで作成したテンプレートメニューは、6箇所のXporterエクスポートメニューから
選択し、エクスポートすることができるようになります。
実際にエクスポートされたエクセルファイルはこのようになります。
Xporterからエクスポートするファイルは、オリジナルで作成することができます。
レイアウトを作成後、そのレイアウトに出力したい項目はXporterが用意している"マッピング"を設定します。
例えば、「テンプレートメニューを作成する」で実際に出力したファイルのテンプレートはこのようになっております。
${XXXXXX}の部分が"マッピング"となり、該当する項目の値がエクスポート時に挿入され、表示されます。
このように、自由なレイアウトに対して、どの位置にどの値を出力するかを"マッピング"を使って実現します。
また、
${<Custom field name>[<Custom field id>]}
のようなマッピングを利用することで、カスタムフィールドの値も出力できます!
どのような"マッピング"になるか詳しく知りたい方は、Xporterのマッピングページをご覧ください。
ぜひ、オリジナルのテンプレートを作って、試してみてください!
※Storeメニューから、Xporterが用意しているテンプレートファイルを購入することもできます!
さて、今回は、オリジナルで作ったテンプレートを利用してJiraの項目をエクスポートすることができる
「Xporter - Export issues from Jira」を
3つの要点にまとめて説明してみました。
・カスタマーへ共有目的としてカスタマーポータルサイトで利用
・監査トレイル用にレポートをまとめたい時に利用
など、様々な用途で、「Xporter - Export issues from Jira」のAPPはご利用いただけると思います。
ぜひ、試してみてください!
製品について詳しくはこちらをご覧ください
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