2021年01月25日
データセンター版ライセンスの改定前と改定後の内容について大塚 和彦 Kazuhiko Ohtsuka
アトラシアン社から2020年にクラウドファースト戦略が発表されました。
このクラウドファースト戦略のポイントは、以下の3つです。
このブログでは
のなかで
2種類のオンプレミス環境向けライセンスのうち「データセンターライセンス」についてご紹介します。
オンプレミス環境で利用するアトラシアン製品は2種類あります。
この2つの違いですが、簡単にご説明しますと以下のようになります。
項目
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サーバー版
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データセンター版
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---|---|---|
想定利用 |
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ノード数 | シングルノード | シングルノード/マルチノード |
ジャストインタイム プロビジョニング | × | ○ |
シングルサインオン(SSO) | × | ○ |
ディザスタリカバリ | × | ○ |
サービス停止を伴わない(もしくは影響が少ない)アップグレード |
× | ○ ※.1 |
備考 |
それ以外でも、カスタムフィールド最適化、監査などの機能が追加されています。詳しくは「サーバー版とデータセンター版の比較」を参照ください。 ※よく勘違いされますが、データセンター施設で利用しなければならないというライセンスではありません。 |
※.1 Jiraの場合(ゼロダインタイムアップグレード) / Confluenceの場合(ローリングアップグレード)
今回のアトラシアン社の発表では、よりエンタープライズ向けを強化するため、シングルノード対応のサーバー版の販売終息を行い、データセンター版とクラウド版に注力するということになりました。
すでに価格改定については、このページでご案内をさせていただいておりますが、誤解しないでいただきたいのが、データセンター版に関しては単なる値上げではありません。
これまでアドオンとして別々に販売されていた「Team Calendar」「Advanced Roadmaps(旧 Jira portfolio)」などが、今回の改定では標準として提供されます。
改定前
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改定後
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「アドオン」、「サポート」は 別々に有償提供されていた。 |
基本ライセンスに含まれる体系に変更された |
改定前
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改定後
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「アドオン」、「サポート」は 別々に有償提供されていた。 |
基本ライセンスに含まれる体系に変更された |
改定前
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改定後
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「アドオン」、「サポート」は 別々に有償提供されていた。 |
基本ライセンスに含まれる体系に変更された |
この改定によって、さらにJira Softwareはアジャイル・スクラム開発機能を強化し、Confluenceはコラボレーション機能を強化、Jira Service Managementは、ITIL(R)の対応範囲を拡大し、ITサービスマネージメント機能を強化しました。
今回の改定では、価格アップに目が行きがちですが製品機能としても強化されていることをご紹介させていただきました。
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