2024年05月22日
＜カスタマー組織機能のアップデート！＞新機能紹介｜Jira Service Management Cloud「組織の管理画面とドメインによる自動割り当て」富澤（カスタマーサクセスチーム） tomizawa
＜この記事は、Jira Service Management（ジラ・サービスマネジメント）を設計・運営する
管理者向けの機能を紹介する記事です＞
Jira Service Managementを運用・設計されている管理者のみなさまに質問です。問い合わせをする「カスタマー」をグループ化して管理ができる「組織」機能、活用していますか？
これまで、サイト内に存在するカスタマー組織を管理するには、それぞれプロジェクトごとにカスタマー組織の管理画面にアクセスする必要がありましたが、組織の一元管理ができる画面が搭載されました！
さらに、今まで手動で行っていた組織へのカスタマー追加において、カスタマーのメールドメインから組織へ自動割り当てされる機能も搭載され、組織管理機能が大きくアップデートされました。
本記事では
を紹介していきます！
Jira Service Managementにおける「組織」とは、カスタマーをグルーピングしたものです。複数のサービスプロジェクトで使うことができます。
例えば、社内の部署・支社単位やお客様の会社ごとに組織を作成するとよいでしょう。
リクエスト共有先に組織を指定すると、リクエストは組織内の全カスタマーに共有されるため、リクエストに関する情報共有をしやすくします。
また、サービスプロジェクトへカスタマーを追加する際に、個別のユーザーではなく組織単位で追加すると、同一顧客を複数プロジェクトに追加する手間が省け、管理者の負担を減らすこともできます。
今回は組織機能から２つのバージョンアップ情報をご紹介します。
今まで個別にプロジェクトに移動していたのが不要になる、一元管理可能な画面が追加されました！
サイト上のすべての組織がリスト表示され、組織の追加・編集や、組織内のカスタマーの編集ができます。
部署名変更や企業合併などから派生する組織名称の変更や組織の統合、削除作業もこちらの管理画面から簡単に行えますね。
右上歯車 ＞ 製品 ＞ 組織
新たな機能では、各組織ごとに設定したメールドメインに基いて新規カスタマーが組織へ自動追加されるようになります。
今まで組織にカスタマーを追加するには、管理者またはエージェントが手動で行う必要がありました。自動で組織に割り当てされるため、管理者の負担を減らすことができます。
注意として既存のカスタマーには本機能は使えませんので、手動でカスタマーを組織に追加してください。
B to B の問合せを受けられている場合、お客様企業ごとに組織を作成し、カスタマーの招待と同時に組織に割り当てされている方が多いと思います。カスタマーの企業のメールドメインを割り当てると、管理者の手間がぐっと減りますね。
右上歯車 ＞ 製品 ＞ 組織 ＞ 任意の組織を選択＞［･･･］＞ メールドメインを管理
本機能は2024年4月にリリース済みです。まだお持ちの環境に機能が反映されていない場合でも、今後1～2ヶ月以内に反映されると思われます。
詳細は アトラシアンサイト（ Managing customers and organizations on Jira Service Management just got easier! ）でも公開されています。
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