2023年12月14日
【2024年版】Redmine(レッドマイン)VS Jira(ジラ)?プロジェクト管理ツールを比較したい!堀田(リックソフト マーケティング部) hotta
この記事はRedmine Advent Calendar 2023の14日目の記事です
質問者: IT企業のエンジニアです。Excel(エクセル)で工数管理と仕様書作成をしています。
この間地元の同窓会で会ったエンジニアに「2023年のイマドキにエクセルでプロジェクト管理は厳しいだろ」と言われて衝撃を受けました。
調べるといまの世の中Asana(アサナ)やJira Softwareや Backlog(バックログ)や Redmineと便利なツールがあるんですね。私なりに調べてアトラシアン社製のJira Softwareと(ジラソフトウェア) OSS の Redmineの2候補に絞り切ることができました。RedmineとJiraを比較したいです。
こんにちは、あるいはこんばんは。
Excelでプロジェクト管理をしていて鬱(うつ)になったという人を知っています。Jira Softwareの代理店であるリックソフトのマーケティング部の堀田です。
RedmineとJira シリーズはいずれもチケット駆動型ツール、コラボレーションツール、プロジェクト管理ツールといわれるものに分類されます。課題の進捗状況(ステータス)を追跡できる、開発者にとっては一度使ったら欠かせなくなるツールです。
リックソフトはJiraのライセンスを販売する会社ですが、「無理にJiraを使わなくても...」という方・チーム・組織に無理におすすめはしていません。
組織の大きさや組織が求めるセキュリティ要件・ユーザー管理方法・予算・連携したい外部ツールの有無によって、Jiraが良いのかRedmineが良いのか、それとも別のツールがいいのか、おすすめポイントが変わってきます。
Redmine(レッドマイン)は、OSS(オープンソースソフトウェア)ツールです。Wikiやガントチャート、ロードマップといった機能も備わっています。その気になれば、また環境が許せば、コストをかけずにインスタンスを立ち上げられます。自治体でのユースケースもあるようです。
Jira Softwareはアトラシアン社製のプロジェクト管理ツールです。("JIRA"で知られています。名前の由来はゴジラだそうです)WikiにあたるConfluenceやコード管理ツールのBitbucketとの柔軟な連携がウリです。
クラウド版であれば10ユーザーまで無料で使えます。テンプレートがプリセットで用意されています。例えばスクラム開発でアジャイルに取組みたい場合スクラムテンプレートを使えば、「プロダクトバックログ」「スプリントバックログ」「ストーリーポイント」など、スクラム開発のお作法通りに開発を進められます。
リックソフト経由でお申し込みいただくと、リックソフトのヘルプデスクチームによるサポートを5回まで受けられます。
余談ですが筆者の堀田はこのスクラム開発のテンプレートをもとに2024年の生活目標をまわしていく予定です。
11月に開催されたユーザー会に行ってきました。
Redmineのユーザーズコミュニティ「redmine tokyo」は「Redmineについて知りたい人なら誰でもウェルカム」という雰囲気です。
北海道の老舗和菓子屋さんがお土産に自社のどら焼きを持ってきてくれたり、ほかの参加者がステッカーを配ったり、かな~り手作り感あふれた和やかな雰囲気でした。10年以上続いているOSSのコミュニティならでは絆の強さがあり、かなり遠いところからも来場者がおりました。
先述の通り自治体・行政でのユースケースがあるようで、コミュニティ内でも「ここのサービス、Redmineで運用されているぞ!!」というRedmine見つけた報告が盛んでした。
報告を受けたサービスを見て「あなたもレッドマインなんですね」と堀田も思いました。こういう手作り感のあるサードプレイスっていいなあ...と思いました。
11月Redmineユーザー会では「チケット管理システム有識者の集い(パネルディスカッション)」がありました。
#redmineT チケット管理ツールについてお話いただいております!@MadoWindahead @Masa_Hagiwara @kunny53 @pocketpocke pic.twitter.com/vxr8SqyiT8
-- <Jira・Confluenceにくわしい>リックソフト株式会社【企業公式】 (@RicksoftKK) November 4, 2023
Jiraの識者代表としてアトラシアン・コミュニティグループの高橋さんが登壇しました。リックソフト堀田は家庭の事情で二次会には参加できませんでしたが、ツールの垣根を越えて大変盛り上がったそうです。
今年6月、堀田はRedmine、Asana、Backlog、Jiraというプロジェクト管理ツールの使い手が集まる会「第二回ITトレンド勉強会 【プロジェクトマネジメントツールについて語ろう】」にも参加してきました。(redmine tokyoの「チケット管理システム有識者の集い」はこちらのイベントのつづきというような感じでした)
それぞれの有識者・エヴァンジェリストが、「うちのツールはこういう背景から生まれた」「うちはこういうチームで、こういう使い方をしている」「自分はこんなキャリアを歩んできて、この仕事をしているタイミングでこのツールと出会った。それからはこれを使っている」「うちのはUIが良い」「汎用性が高いのでちゃんと管理する人がいないとうまくいかない」と出会いや失敗談も赤裸々にシェアしてくれました。
Redmine,Asana, Backlog, Jira,いずれもプロジェクト管理ツールと呼ばれる製品ですが、それぞれの使い手の仕事に対する姿勢やプロジェクトの考え方が微妙に違うので、「こういう仕事ののやり方ならこっちのが向いてるかも」と気づきが得られます。
ツールは違えど、「一つのチケット(課題、イシュー)に複数の担当者をつけるのはよくない」など、運用面で共通する認識もあります。「タスク完了までの段取りの詳細が詰められていないとうまくいかない」「受け入れ基準がないと"完了"がないと失敗する」「タスク化することの粒度がそろっていないとうまくいかない」といった失敗ケースは、どのツールにもある程度共通するようです。
プロジェクト管理ツールに慣れていない方はそういった考え方の学びの場にもなると思います。
リアルでいろいろな方と対面して話をするのが一番求めている情報が集まる方法と個人的に思います。しかし、事情があって外出が難しい方、イベントが行われるような地域に行けないという方もいますよね。PCNWとRedmineのユーザー会はオンライン中継もやっていました。情報収集にまずはいろいろな場にオンライン越しで覗いてみてください!
みなさんにとって最適なツールが見つかりますように!
「Jiraを導入したい」という方や、もっとJiraについて知りたいという方は、リックソフトでお手伝いができますので、お気軽にご相談ください。リックソフトからJira Softwareの評価ライセンスを申し込んだ方は、リックソフトのヘルプデスクチームのサポートが5回まで受けられます。
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リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
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