2023年04月04日
気になるアプリ:ChatGPT× Jiraのアプリ「Issue AI Analytics for Jira」をちょっとだけさわってみた野澤 翔太 Shota Nozawa
-本記事は、クラウド版のJira Softwareをお使いの方向けの記事です-
OpenAIの"Chat GPT"関連の話題があちこちで盛り上がっていますね。
アトラシアン製品のアドオン市場・Atlassian Marketplaceでも、さっそくJiraとChat GPTを連携させるアプリがいくつもリリースされています。2023年3月27日現在、Confluence向けも含めて5つのアプリが出ています。
どんなアプリがどんな連携ができるのか?今回は、Jiraの課題説明をChatGPTが整理したり書き換え例を示してくれるIssue AI Analytics for Jiraをご紹介します。
2023年9月追記: アトラシアン公式のAI機能は4月の年次イベントで発表されています! Atlassian Team'23で見た |
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課題のSummary(要約)とDescription(説明)を読み取って、
の4つを出力します。アプリを追加すると以下のようにタブが出現します。
各フィールドの値からDescription作ってるような形式で項目を分けて短めに記載してみました。
症状:
要点で書いた場所を文に直してSummaryとDescriptionから補完して書いてもらえました。
説明の改善案が英語で提案されました。
この課題の解決の定義を英語で回答してくれました。
テストケースを英語で回答してくれました。
そのほか、情報量を減らしたり、増やしたりするとAIの対応も変化しました。
Descriptionの書き方にも依存しますが、課題に対する情報量を増やすと、AIの回答が比較的に良くなります。
2023年3月の段階では、「同じ内容を記載しても別の回答が返される」ことがあるなど、動作に不安があります。あくまで参考値程度に活用できそうです。
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※CATO..ネットワークとセキュリティを統合したクラウドサービス(SASE)です。
ちゃんとネットワークの接続エラーの話だと理解して、解決策を日本語で吐き出してくれました。
課題説明の書き換え案を英語で提示してくれました。
この課題の解決の定義を英語で回答してくれました。
テストケースを英語で回答してくれました。
2023年3月の段階では「Instruction以外の項目は英語での返答となっている」、「同じ内容を記載しても別の回答が返される」ことがあるなど、動作に不安があります。
今後のAIの発展次第では、ドキュメント管理・探索コストの低下や課題への初動対応がよりスムーズになるだろうと期待できます。
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