2023年03月07日
Confluence(コンフルエンス)からの大量のメール通知を停止したい!「ウォッチ」機能と仕組みを解説前原朋子 maehara.tomoko
こんにちは。カスタマーサクセスの前原です。
2023年2月に入社したばかりの私はAtlassian(アトラシアン)製品初心者なのですが、「Confluenceって便利だなぁ」と使えば使うほど実感しています。今後は皆様に、たくさんの便利機能や活用方法をご紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回のテーマは「Confluenceから通知される大量のメールへの対処法」についてです。
ご存じの通り、Confluenceは一言でいうと "社内Wiki(ウィキ)"。コンテンツを簡単に作成し、メンバー間でコメントし合いながら内容をブラッシュアップしつつ、日々大量に作成されるコンテンツ群を一元管理できるツールです。検索も高速、お気に入りのページは「ウォッチ」することで、更新時にメール通知を受けることができます。
私も入社した直後に研修で参照したページを「ウォッチ」しまくっていたのですが、メールが大量に届くようになってしまいました・・・。これでは見逃してはならない大事なメールが埋もれてしまいそうです。なんとかならないものか・・・。
ページ、ブログ、またはスペース全体をウォッチすることができます。自分の業務に参考にしたいページ、いつも面白い記事をアップしてるメンバーのブログをウォッチすることで、該当コンテンツが更新された時に通知を受け取ることができます。
最新情報がタイムリーに確認できて便利ですね!
通知 タイミング |
ウォッチしたコンテンツが追加、編集、または削除された時(コメントを含む) |
---|---|
通知方法 |
|
「、」から「。」に修正されただけでも編集は編集、通知があります。そのため、ウォッチページが多いほど当然ながらメール通知数が多くなります。メールボックスが溢れてしまうほどになると、大事なメールが埋もれてしまうなど、業務に支障をきたしてしまいそうですね。
その場合は以下をご確認ください。
対策 1. スペース全体をウォッチしていませんか?その場合、配下の全てのページがウォッチ対象となっています。本当に必要なページのみウォッチしましょう。
対策 2. 本当にお知らせが必要なのか、改めてウォッチページの精査をしてみましょう。
デフォルト設定では、[自動ウォッチ機能]が ON になっています。この時、以下が自動的にウォッチの対象となります。
これらに対してウォッチが不要な場合、[自動ウォッチ]を解除することでメール通知を停止することができます。
[メール設定画面]にあるその他の項目については、以下の通りです。
メール設定 | 説明 | コンテンツ |
---|---|---|
自分の操作を通知 | 他のユーザーの変更に加えて、自身の変更のメール通知を受信します。 |
|
自分のコンテンツに「いいね!」が付くかリアクションがあった際に通知を受信 | 自分が作成したページに「いいね!」が付くかリアクションがあると、メール通知を受信します。 | |
日次ダイジェストを配信登録 | ウォッチしているページとスペースのアップデートやアクティビティの概要が記載されたメールを毎日 1 通受信します。個別のアップデートメールを受信したい場合は、このチェックボックスをオフにします。 |
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日々の更新を配信登録 | 閲覧権限のあるすべてのスペースのコンテンツにおける変更を要約したメール レポートを毎日受信します。 |
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新たに注目しているユーザーの通知を購読 | 誰かが自分のフォローを選択した際にメール通知を受信します。 | |
変更されたコンテンツを表示 | コンテンツに行った変更の詳細を通知に記載します。
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ネットワークに参加する | 閲覧権限があるコンテンツに、フォローしているユーザーが変更を行った際にメール通知を受信します。 |
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すべてのブログ投稿を購読 | 閲覧権限のあるすべてのブログで変更があった際のメール通知を受信します。 |
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Subscribe to attachment notifications (添付ファイル操作の通知を受信) |
ウォッチしているページ、またはウォッチしているスペース内のページに添付ファイルが追加または削除されたときに、メール通知を受信します。 |
|
Slack はいわゆる企業向けのグループチャットツールであり、導入されている企業様も多いと思います。
様々なWebサービスと連携できますが、ConfluenceもまたSlackとの連携が可能です。
Confluenceで行われている作業の最新情報を Slack チャンネルから直接入手できます。
以下は、「議事録」スペースに記事がアップされるたびに、Slackの「Confluence_議事録」チャンネルに通知する設定例です。
1.通知を受けたいスペースのサイドバーから[スペース設定]-[統合]を選択、[Slack Notifications]内の[Add Subscription]をクリックします
2.通知を受信したいSlackのワークスペースとチャンネルを指定し、設定内容を確認したら[Save]ボタンをクリックします
途中、以下のようなメッセージが表示された場合には[許可]ボタンをクリックしてください。
上記設定を完了すると、今後は議事録が作成されるたびにSlackへ通知がとびます。
Slackのようなチャットツールはほとんどの方がリアルタイムで見る傾向にありますし、
Confluenceのページのリンクをクリックするとすぐに該当ページへ遷移できるので、生産性も上がりそうです!
さて、今回は「大量に届くConfluenceからのメール通知」についての対処法をご紹介しました。
みなさんの業務環境が快適になり、作業の効率がアップすること間違いなしです(!?)ので、ぜひお試しください!!
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