2021年02月08日
Jira Service Management(ジラサービスマネジメント)のよくある問い合わせの返信をテンプレート化できるアプリ~Canned Responses Pro Templates for Jira~(後編)大薗 輝久 teruhisa ohzono
問い合わせ一元管理ツールのJira Service Management(ジラサービスマネジメント)の回答をテンプレートを一元化する「Canned Responses Pro Templates for Jira」の使い方の説明・後編パートに入ります。
前編
「Canned Responses Pro Templates for Jira」の前編記事はこちら
後編は、
・マクロを使用してコンテキストテンプレートを生成する
・リクエストの応答を自動化して生産性を向上させる
こちらの内容にふれていきたいと思います。それでは早速行ってみましょう!
Canned Responsesには、マクロという名の"変数"を利用することができます。
マクロから、フィールドの値を選択することができます。
(このマクロの値は、カスタムフィールドも含めたJiraの項目を利用することできます。)
(上記は、テンプレート作成例)
テンプレートを呼び出すと、マクロに値が入っていることが確認できます。
内容を確認し、コメントボタンを押下すればカスタマーに返信完了。
これで、いちいちJiraの項目を確認して本文に反映させたりする作業が不要になります。
Jira Service Management Cloud版の標準機能であります、Automation機能と組み合わせることで、テンプレートを自動回答としても利用できます。
以下は、自動化の一例となります。ぜひ、参考にしてみてください!
・自動化メニューの「レガシーの自動化」から、ルールを追加ボタンを押下
カスタムルールを作成を押下。
カスタム規制で処理を入力いたします。
「次を実行」のメニューから、Add canned responseが選択できるようになっており、本文の作成、マクロが利用できます。
※すでに作成済のテンプレートは呼び出せないようです。
上記の設定例の場合、課題タイプが一致している課題が生成されたタイミングで「次を実行」で設定した返信内容がコメントに自動反映されます。
自動化メニューからスマートバリューを使ったコメント作成方法もあるのですが。「Select a macro」なら、項目を見ながらマクロを追加できるのでテンプレートを作りやすいといった利点があります。
さて、Canned Responses Pro Templates for JiraのAPPを3つの視点からご紹介いたしました。
入力した文章をテンプレート化してすぐ使うことができたり、マクロ機能でJira の項目を自動反映したテンプレートを呼び出すことで簡単にコメントできたりするので、
カスタマー対応時の品質向上・工数削減につなげられると思います。
とても便利なAPPなので、ぜひご利用してみてください!
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