2021年01月19日
使い方シリーズ 第6回 Confluence Cloudがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!小山 康由 Yasuyuki Koyama
2021年最初の使い方シリーズブログの時間です。読者のみなさま、年末年始休暇からちゃんと会社復帰できていますか? 私はまだまだ時間がかかりそうですが、年末までにはなんとかなるでしょう。
さて、今回は2021年のトレンドになりそうな「Confluence Cloud」のお話です。
「Confluence Cloud」とは、Atlassian社が提供するクラウド環境で利用できるConfluenceのことです。これまでのConfluenceを利用するユーザーの視点からは、アクセスするURLと画面デザインや操作が多少異なるくらいで、大きな違いは無いでしょう。Confluenceを管理するみなさんから見ると......「HELP!」と言いたいところがあるかと思いますが、ひとまず置いておきます。
さて、「クラウド環境」という点に懸念を感じる方が多いのではないかと思います。クラウドという概念にはいろいろな側面がありますが、簡単に表現すれば「GMailのように利用できる」となるでしょう。つまり、WEBブラウザを通して利用できて、どこからでもアクセス可能で、スマートフォン用アプリからでも利用できます。なんだか便利そうですね? リモートワークが一般的になり、作業場所がオフィスに限られなくなった昨今の状況では、インターネットにつながれば利用できるというのは大きなメリットです。
また、運用はAtlassian社によって行われているので、特別な使い方をしなければ基本はメンテナンスフリーです。ハードウェア、ソフトウェア、アプリの面倒はAtlassian社が見てくれます。高度に冗長化されたデータセンターで動作するConfluenceを利用できるので、信頼性も高くなるでしょう(定期メンテナンスはありますが......)。
「Hello」と「Goodbye」ほどの違いはありませんが、同じだと思って触ると違和感を覚えるくらいの違いはあります。例えるなら、同じショッピングサイトをPCのWEBブラウザから利用するか、スマートフォンの専用アプリから利用するかくらいの違いでしょうか。具体的には、スペース、ページ、マクロといった構造は共通ですが、画面デザインとショートカットキーなどが少々異なります。でも「こんなの、ぜんぜんConfluenceじゃない!」と言うほどは違っていない......なんとも微妙な差です。
実際に画面を見てみましょう。↓こちらがConfluence Cloudのページ作成画面です。ページタイトルだけ入力してあります。右側のサイドバーに便利そうな機能が並んでいたり、ページ本文にヒントが表示されていたり、Confluence Serverよりも少し華やかさを感じます。ページを保存したり、編集を中断するボタンが右上に配置されている点もConfluence Serverと異なる部分です。
そして、↓こちらがいつもの見慣れたConfluence Serverのページ作成画面です。こちらもページタイトルだけ入力してあります。安心のシンプルさですね。
実際にページを作成、保存、表示、編集してみると、また少し違いを見つけることができるかと思います。どんな違いがあるのか気になる、と思ったら......。
なにはともあれ、実際に使ってみなければ本当のところはわかりません。幸いにも、Confluence Cloudには少人数での無料お試しコースが用意されています。まずはこれを試してみましょう。どんなに長くてまがりくねった道でも、最初の一歩を踏み出せば自ずから踏破できてしまうものです。チームで同じ作業を担当する数人で、プライベートなメモや意見交換用に使ってみるのはいかがでしょう?
Confluence Cloudを始めるのは(おそらく)思ったよりも簡単です。まずは弊社の 無料トライアルご依頼フォーム にアクセスしましょう。以下のように必要なトライアルライセンスを選ぶ画面が表示されます。
「Confluence」の「Free」にチェックを付けてください。Confluence以外の製品は「なし」でも構いませんが、興味のあるものがあれば「Free」を選んで試してみましょう。
その他、画面上のあれやこれやにご回答いただき、一番下の「送信」ボタンをクリックします。
弊社担当者がトライアルライセンスをご用意し、準備ができたらメールにてご連絡いたします。そうしたら、いよいよConfluence Cloud利用開始です!
少しお手間を取らせる部分はありますが、思ったよりは簡単だったのではないかと思います。サーバー用のPCを用意したり、OSやデータベースを準備したりといった作業不要でConfluenceを利用できるのは嬉しいですね。
Confluence Cloud、いかがだったでしょうか。いつものConfluenceと似ていましたか? それとも、ぜんぜん違うと思いましたか? 感じ方は人それぞれかと思いますが、Atlassian社は今後はCloud版製品に注力していくと表明しています。慌てて移行する必要はありませんが、Confluence管理者のみなさんはCloud版にも目を配っておいたほうがいいかもしれませんね。
なお、弊社では「アトラシアン製品移行ご相談センター」にて、Cloud版への移行についてのご相談を承っています。こちらもぜひご利用ください。
最後にうまく宣伝につながったところで、本年もよろしくお願いいたします。
製品について詳しくはこちらをご覧ください
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アトラシアン製品移行ご相談センターリックソフトでは、無料のセミナー(不定期開催)や 研修サービス(有償)を提供しています。ぜひご利用ください。
Confluence入門コース e-ラーニング Confluence入門コース本情報はブログを公開した時点の情報となります。
ご不明な点やその他製品に関しましては下記よりお問い合わせください。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのサポートではサポートします。
リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
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