リックソフトブログ

2023年04月24日

Jiraのコンポーネント機能でBBQの買い物担当者を自動で割り当てしてみた~依頼内容に応じて担当者を自動割り当て~

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堀田(リックソフト マーケティング部) hotta

堀田(リックソフト マーケティング部)</mt:Var>

  

一言でりっくまさんのやりたいことを言うと、「課題の依頼内容に応じて担当者を自動的に割り当てしたい」ですね。

りっくまさんが言う通り、管理者が課題の内容を読んで、依頼内容にあった担当者を割り当てして....という作業がなくなるととても楽ですよね。Jiraのコンポーネント機能をうまく使うとこの面倒な作業が省略できます。

*コンポーネントの担当者自動割り当てを利用するには、自動割り当てされる担当者(今回はコンポーネントリード)がプロジェクトの「割り当て可能なユーザー」権限を持つ必要があります。また、Jira課題作成者は、他の人に課題を割り当てる「課題の割り当て」権限が必要なので、お気を付けください。

Jiraのコンポーネント機能とは:プロジェクトをさらに細分化したいときに利用する機能

コンポーネントは、プロジェクトをさらに細分化して分類したいときに利用します。製品、課題の難易度、業務の種類など、何を基準に分けるかはユーザーが決められます。

「ただ分類したいなら課題タイプやカスタムフィールドやラベルを使えばいいのでは?」という意見もありそうですが、コンポーネント機能であればコンポーネントごとに既定の担当者を決められるという違いがあります。

コンポーネント機能を使って管理してみよう

Jira Cloudでコンポーネント機能を初めて使うとき

画面に見当たらない場合、右端の「プロジェクトの設定」をクリックし、左行に出てくる「コンポーネント」をクリック。するとコンポーネント作成画面が出てきます。

コンポーネントの設定方法

それでは実際にコンポーネント機能を使ってみましょう。
りっくまさんの運営するプロジェクトは「BBQ(shopping)」で、食べ物の種類によって買い物担当が分かれています。

お買い物担当をそれぞれ

  • 野菜
  • 精肉
  • ソフトドリンク
  • 日用品

コンポーネント設定してみましょう。


「コンポーネントの編集」から「名前」(食べ物の種類)と「コンポーネントリード」(買い物担当者)をそれぞれ指定します。既定の担当者では「コンポーネントリード」を選択します。

コンポーネントをひとつひとつ作成していきます。

*「既定担当者」を「コンポーネントリード」に設定ください。

設定が終わりました。

課題のフィールド設定をしよう

課題の編集画面に「コンポーネント」を記載するフィールドがない場合、設定が必要です。「課題」>「画面」からフィールドタブの設定画面で「コンポーネント」を追加します。*詳細の説明は別記事で!

食べ物購入の課題をコンポーネントを含めて作成してみましょう。
「焼き鳥用の肉39人前」にコンポーネントを「精肉」に指定して課題を作成します。すると...

担当者は自動で設定されたとおりになりました!

課題作成作成者がコンポーネントを入れなかったは手動で入れよう

冒頭でりっくまさんがおっしゃっていたように、メンバーが自分勝手に課題を作ると、課題作成者が「コンポーネント」欄を無視して課題を作ってしまったケースもありえますね。

そういう場合は手動でコンポーネントをを設定しましょう。担当者割り当て時、「自動」を選択すると...

「ソフトドリンク」のコンポーネントリードの人(マネージャー)が課題の担当者になりました!

このように、Jiraのコンポーネント機能を使うと、課題内容に沿った担当者を自動で設定することができます。

もうすぐゴールデンウイーク。バーベキューを楽しまれる方も多いと思います。よいひとときを!

              
                                                       

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