リックソフトブログ

2023年10月20日

相互引用・図の埋め込み可能! Jiraで開発しているなら仕様書はConfluece(コンフルエンス)にまとめるべし~2023秋

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堀田(リックソフト マーケティング部) hotta

堀田(リックソフト マーケティング部)</mt:Var>

  

Jira Software(ジラ・ソフトウェア)でプロジェクト管理をしているけれども、仕様書管理やミーティング議事録、振り返りのまとめ等は他ツールで使っているという方へ。Jiraでプロジェクト管理をしているならば、社内Wiki「Confluence(コンフルエンス)」の併用をおすすめします

Confluence(コンフルエンス)ってなあに?――仕様書作成・管理の要件を満たしたアトラシアン製のドキュメント管理ツールです。

Confluenceは、Jiraを開発したAtlassian(アトラシアン)社が作ったコラボレーションツールです。

非エンジニアでも使いやすいユーザーフレンドリーなUI(ユーザインターフェイス)で社内wikiとしても活用されていますが、本記事では仕様書ツールとしてのConfluenceにスポットをあてて紹介します。

Confluence Cloud(クラウド版Confluence)は、

  • 構造化されたドキュメントの作成・管理ーースペースごとに「親ページ」「子ページ」「さらにその子ページ」を追加...といった、構造化されたドキュメントの作成・管理ができます。
  • 「ページ履歴」機能ーー変更履歴のバージョン管理ができます。過去のバージョンとの差分チェックや、過去のバージョンへの復元も容易です。
  • 豊富なテンプレートとテンプレートのカスタマイズ性の高さ
  • サードパーティのフローチャート・モックアップ作画ツールとの連携――miroFigmaなどのフローチャート作画ツールや、BOX、Google Driveなどのクラウドストレージサービスとの連携もしています。ほかの作画ツールで作ったウェブサイトのワイヤーフレームもそのまま挿入・表示できます。(要・連携認証設定)
  • Draw.ioGliffyなどの作画ツールアプリもございます。
    現在 日本語版が表示できない ベータ版ですが、Confluence Whiteboardでもフローチャートなどの作画とConfluence Whiteboard で作った図の埋め込みができます

  • コラボレーション機能ーー複数のユーザーが同時に編集・コメントできます。
  • 書式エクスポートー完成した仕様書をPdf,Word形式のファイルへのエクスポートができます。
  • Markdown記法・Word同様のWYSIWYG記法の両方が使えるーーConfluenceはMarkdown記法ができないと思われがちですが、2023年8月現在のCloud(クラウド)版Confluenceでは編集画面に直接Markdown記法で入力すると即座に記法通りの表示が反映されます。

  • ユーザの閲覧権限設定ーーページごと・スペースごと・親ページまるごと・子ページだけ、など柔軟な閲覧権限の設定ができます。

といった、一般的なプロジェクトの仕様書に求められる要件は満たしています。

2022年10月には、ゲストユーザー機能も搭載されました 。ユーザー数を追加することなく、特定のプロジェクトにだけ参加してもらいたいだけをゲストユーザーとして招待できる機能です。外部メンバーとの情報共有にも便利な機能です。

推しポイント:Jiraとの自動相互引用機能

Jiraを使ってるチームならではの推しポイント、それはJiraとConfluenceの自動相互引用です。ConfluenceにJiraのチケットをURLを記載すると、該当チケットにConfluenceのページが紐づけされます。

以下はConfluenceのビュー画面です。

Jira課題のURLをConfluenceの編集画面に追加し、公開すると...

記述したJiraのページに、自動で「Confleunceのページでメンションされています(言及されています)」と紐づけてくれます

また、Jira SoftwareのPremium プラン、Enterpriseプランの方が利用できるAdvanced Roadmapsも、Confluenceのページ内に埋め込みできます。

これにより、Confluence→JiraまたはJira→ Confluenceの情報の参照がしやすくなります。

推しポイント:ConfluenceからJiraに起票・ステータスの変化が設定できる

ConfluenceからのConfluenceからの課題作成が容易です。

ビュー画面から関連するところをドラッグすると、以下のように「コメント」と「課題を作成」ボタンが出現します。

クリックすると、

ドラッグした部分を「要約」とした課題が作成されます。そのまま「作成」すると

課題を作成すると、このように文中にJiraのリンクが出現します。

(Jira課題を作っても、Jiraの画面に強制遷移ということはありません。Confluenceの画面のままです。)

ひとしきり関連課題を作り倒した後にJiraに異動し課題を作ったプロジェクトに移動すると、以下のように課題が作成されてると確認できます。

もちろん、作った課題には言及元のConfluenceの紐づけもされています。

*Jiraのコメント欄などにConfluenceのページを言及しても、ConfluenceのページにJira課題との関係性は表示されません。

Confluenceの仕様書こぼれ話:OSSプロジェクトでも使われている

Confluenceを開発したAtlassian(アトラシアン)はオープンソース活動への貢献として、オープンソースプロジェクトにStandardライセンスを無料で提供しています。参照:オープン ソース クラウド サブスクリプションのリクエスト

JenkinsプロジェクトでもConfluenceが使われているようです。

参考リンク:Jenkins Wiki : Home


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