2023年01月25日
12月リリースの Atlassian Cloud 新機能永谷 寛子 Nagatani Hiroko
こんにちは。リックソフトのヘルプデスクでサポートエンジニアを担当しております永谷です。
冬らしい寒さを感じる今日この頃ですが、元気にお過ごしでしょうか。私は冬期鬱真っ只中のため Jira 便利機能等でモチベーションをギリ保っています。
リックソフトでは、サポートサービス「サポートプラス」の特典として 、「サポートプラス」ご利用の方にAtlassian Cloud(アトラシアンクラウド)製品の新機能をサポートドキュメントサイトにて毎月お届けしています。
12月リリースの Atlassian Cloud 新機能から、永谷が個人的に「うれしいな!」と思ったものを一部ご紹介します。
子会社や関連会社、受注先・発注先の環境など、複数のアトラシアン・クラウドのサイトを利用されている方に朗報です。
これまでは、同時に別のサイトを表示することができませんでした。(できはしますが、ブラウザのシークレットウィンドウを使用したりする必要がありました)その都度アカウントを切り替える必要がありました。
今回の機能追加で、サイトごとにスコープセッションが保持されるようになりました。
例えば、個人のアカウントで利用しているサイトと会社のアカウントで利用しているサイトをお持ちの場合、アカウント切り替え等を行うことなく、ブラウザで同時に2つのサイトにアクセスできます。
↓のように、社用 Jira を社用アカウント(Nagatani Hiroko)でアクセスしつつ、別タブで個人用 Confluence を開けちゃいます。
現在のところ次の製品で導入されています。
私もよく自身の社用アカウントと検証用アカウントとを同時に使用することがあり、「いちいちシークレットウィンドウで検証用アカウントを開くのが面倒だな」と思っていました。ありがた~い!
チーム管理対象プロジェクトの新機能です。
ワークフローのトランジション作成時に、ソースステータスを複数選択できるようになりました。
トランジション先のステータスが同じものを複数作成する必要があるとき、一個一個作らなくていいのが楽~!
企業管理対象プロジェクトでは、同様の機能に「トランジションを再利用」があります。
直感的な操作で企業管理と同じことができるようになった印象です!
チーム管理対象プロジェクトのトランジション制限ルールに、「ユーザーが特定の権限を持っていることを確認する」機能が追加されました。
同じようにトランジション実行ユーザーを制限可能な既存ルールには「課題を移動できるユーザーを制限」ルールがありますが、こちらとの違いは次になります。
より細やかな制限ができるようになりました。
チーム管理対象プロジェクトの設定は今後もできることが増え、より企業管理対象プロジェクトに近づいていくかもしれませんね...。
Enterprise プランをご利用の管理者の方には非常に嬉しい機能が追加されました。
各製品のライセンス消費ユーザー数が一覧で表示できます。
「何がそんなに嬉しいの?」という方も多いと思うので解説します。
このユーザー数、今までは自力で計算する必要があったのです。
Enterprise プランのサブスクリプションは、ユーザーが複数の製品やサイトをまたいで利用している場合に算出方法がややこしく、また、製品ごとにユーザーリストをダウンロードして手動でデータ統合しなければなりませんでした。
「なんとかならんのかい!」とヘルプデスクにお問い合わせをいただいたこともありました... 涙
わたしたちヘルプデスクチームにも待望の機能追加なのでした。おめでたい!!!Happy!
以上、2022年12月の Atlassian Cloud 新機能より、注目の機能ご紹介でした。
今年度もあと2ヶ月、重いタスクを次年度に持ち越さないよう、タスク管理は計画的に...!
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