新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

■新しい働き方の定着とDX推進

昨年度の社会全体を振り返りますと、2021年のニュースとして、7月に一年遅れの東京五輪が開催されました。
9月にはデジタル社会形成の司令塔として、デジタル庁が創設されました。
コロナのワクチン接種が開始され、いまや2回接種率は75%を超えるまでになりました。

環境面では、駅やビルの一角にもコワーキングスペースが設置され、会議はオンラインが通常の姿になり、距離や場所に関係なくサービスの利用が可能なクラウド製品の利用が大幅に増加しました。
働き方やデジタル化の変化が確実に浸透・定着した1年だったように思います。

当社においても、昨年は「DXの推進役」をキーワードとして社会全体のDXに取り組んでまいりました。

具体的には、すでに導入いただいているお客様がツールを活用するための仕組みとして、eラーニングやガイドブックの拡張、クラウド版のお客様向けサポートサービスを開始しました。

また、これからDXを始めるお客様に向けては、カンタンにDXの取り組みが開始できる新規ソリューションの提供など、社会全体のDXの成功に向け製品やサービスを充実させてきました。

当社は一昨年に原則テレワークのスタイルに移行しており、昨年度は出社率5%程度を維持しました。
さらにオフィスも改装し働き方の変化に対応するフリーアドレスを採用しました。
社内の業務もさらなるデジタル化を推進しています。

2022年は、さらに多くのお客様に対し、SaaS、DXそしてアジャイルのご支援を行いたいと考えています。

当社がこだわる「価値あるツール」はクラウド化で大きく進化し、SaaSとも呼ばれ、利用者を増やし続け、今やビジネスを進める上で必要不可欠な存在になりました。

日本には多くの中小企業が存在します。
日本経済再成長のためには社会全体のデジタル化が必要です。

昨年リリースした「D-Accel」はSaaSを簡単に使えるようにしたサービスであり、これからDXに取り組む中小企業が「DXを加速（accelerate）させられるように」という想いを込めて命名しました。

そして最後はアジャイルです。

開発分野で始まったアジャイルは経営まで広まり海外でも成功事例が出始めています。
アジャイルは俊敏なという意味を持ちますが、ビジネスの成功にアジャイルが重要な要素となってきました。

2022年は、SaaS、DXそしてアジャイルという3つの重要キーワードで会社を成長させ、新しい働き方やデジタル時代でもお客様のビジネス成功につながるよう、そして社会に貢献できるよう、行動していきたいと考えています。

新しい年も皆さんにとって素晴しい年でありますよう祈念いたしまして、私からの年頭の挨拶とさせて頂きます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。