2018/07/11
Atlassian Data Centerの活用法シリーズ: プロジェクトアーカイブ機能山本 鮎美Ayumi Yamamoto
こんにちは!リックソフトの山本です。
梅雨が明けて暑くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
リックソフトブログ、暑さに負けずに新シリーズです。
Atlassian製品にはCloud版、Server版以外にData Centerというカテゴリーがあるのはご存知でしょうか?
大規模ユーザー向けに開発された、冗長化された環境で高可用、負荷分散などを実現させるのが目的の製品です。
冗長構成のメリットは分かるけれど環境の準備も運用も大変そうだし、そこまで大規模な利用も想定してないし…と考えてしまいます。
でも!
壮大な構成でなくても導入できるので、Server版よりも冗長化のメリットを享受しつつ、Data Centerだけの便利な機能が使えるんです。
そこで、このシリーズではData Centerにだけある機能を中心にご紹介したいと思います。
今後、Data Centerの参考構成図についても紹介していく予定ですので楽しみにしていてください。
第一弾は、Jira Data Center特有のプロジェクトアーカイブ機能です。
何年もJiraを使用していると、チームごと案件ごとにプロジェクトを作成したりしていて、プロジェクトもデータもどんどん増えていってしまいます。
そろそろ棚卸し…もう更新する人もいないけれど、過去のデータを消すわけにも行かない。
ユーザーから、このプロジェクトもう使ってないから検索結果から除外したいんだけど…って言われたり。
そんな時にとても便利なプロジェクトアーカイブ機能が、Atlassian Jira Data Center 7.10で追加されました!
早速、どんな機能か見てみましょう。
プロジェクト一覧画面です。検索ボックスはあるものの、プロジェクトが多いと何ページにもなって辛いですよね。
アーカイブは管理者ユーザーでログインして、プロジェクト管理画面で各プロジェクトのアクションメニューから行います。
プロジェクト一覧からは見えなくなりますが、「アーカイブされたプロジェクト」で確認することが出来ます。
ここから、必要な時にいつでも復元することができます。
アーカイブ時点でプロジェクトデータはインデックスからは無視されますが、このあとインデックス再作成を実行すると完全に削除されます。
インデックスから削除されることで、パフォーマンスが向上します。
アーカイブされたプロジェクトは、プロジェクト一覧や検索結果はもちろん、JQLのオートコンプリート、プロジェクトピッカーからも表示されなくなります。
そして課題は検索結果には表示されなくなりますが、直接リンクでのみ、読み取り専用で表示することができます。
なので他のプロジェクトやアプリケーションからリンクされていたとしても、引き続き閲覧できるのでユーザーを混乱させません。
いかがでしょうか?
まだまだData Canterについてお伝えしたいことが沢山あります。
引き続きこのシリーズをご覧いただき知っていただけたら幸いです。
ご不明な点がございましたら、お気軽に弊社にお問合せください。
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