2017/07/26
HipChat Serverをご利用のお客様へ大塚 和彦Kazuhiko Ohtsuka
いつもお世話になっております。
2017年6月23日に「HipChat ServerからHipChat DataCenerへ変更に伴うご案内」を公開させて頂きました。
この発表により、これまで販売されていたHipChat Serverが提供中止となり、HipChat DataCenterに統一されます。
既にHipChat Serverをご利用されているお客様の「気になる点」を下記の内容にて、まとめさせて頂きましたのでご参照ください。
既にHipChat Serverを導入し運用されているお客様におかれましては、HipChat DataCneterはアーキテクチャが異なるためシステム構成変更などが必要になります。
それ以外にも知っておかなければならない事項がございます。
FAQとして、下記にまとめさせて頂きましたのでご確認ください。
質問 | 返答 |
---|---|
今回の変更は、いつから有効になりますか? | 2017年6月23日に「HipChat ServerからHipChat DataCenerへ変更に伴うご案内」の通り、6月23日から有効になります。 |
新しいアーキテクチャーはどのようなものですか?複数サーバーで稼働させる為に準拠すべき、新しい必要要件がありますか? | HipChat Data Centerは、HipChat Serverと異なり、データストアも含まれたアプライアンスとして出荷されません。HipChat Data Centerは、外部データストアと接続される形で、VMWareイメージあるいはAWS AMIとして出荷されます。HipChat Data Center発売以降は、お客様ご自身のデータベース、データストア及びロードバランサーが必要になります。
より詳細につきまして、HipChat Data Center architectureをご覧下さい。移行に関しましては、Migrating from HipChat Server to HipChat Data Centerをご覧下さい。 |
いつごろお客様はシステム構成変更(アーキテクチャ変更)を実施した方がよいですか? |
お客様は、このシステム移行をすぐに行う必要はありません。HipChat Serverは、アトラシアンの標準のEOLポリシーに基づき、引き続きサポートされます。HipChat Serverのアプライアンスとしての最終バージョンは、2017年5月3日の2.3.0となります。 既存のHipChat Serverは、今後、EOLまでの期間は、クリティカルなセキュリティ関連のアップデートがあるのみになります。 今後の継続的な機能改善はHipChat Data Centerに対して行われますので、それを利用したい場合は、できるだけ早くこのシステム移行をご実施頂く事を強く推奨致します。 |
システム構成変更(アーキテクチャ変更)のメリットは何ですか? |
この変更を実施する事により、お客様は
などのメリットがあります。 |
HipChat ServerのEOLポリシーはどこにありますか? | こちらに掲載されています。 |
もしお客様が新アーキテクチャーへの移行を行わなかった場合、どうなりますか? | アトラシアンのEOLポリシーに基づき、アプライアンスモデルとして引き続きサポートされます。 このサポート提供期間内においてクリティカルなセキュリティに対するリリースのみが提供されます。 今後、新機能をご利用頂くためには、新アーキテクチャーのモデルに移行して頂く必要がございます。 |
既存のHipChat Serverのアーキテクチャ変更なしにHipChat DataCneterのライセンスキーを適用して動作させることができますか? | お客様は既存の HipChat Server に対して、ライセンス更新で受け取った HipChat Data Centerのライセンスをそのまま適用(互換性あり)する事ができます。
|
既存のHipChat Serverのお客様は、HipChat Data Centerの機能を利用するために、アップグレードをして新しいライセンスキーを入手する必要がありますか? | いいえ、既存のHipChat Serverのライセンスキーは、HipChat Data Centerの機能と互換性があります。但し、HipChat DataCenterの機能を利用するには、お客様は新しいアーキテクチャーモデル(以下の構成)に移行する必要があります。
|
HipChat Serverライセンスをすぐにリニューアルせずに、後日さかのぼってリニューアルしようとした場合も、新しい価格を支払わなければならないですか? | 2017/06/20以降は、全てのリニューアルの見積依頼は新価格にて行われます。 |
HipChat DataCneterに変更したらサポートポリシーは変わりますか? | サポートポリシーは変更ありません。HipChat ServerもHipChat Data Centerも、アトラシアンの標準のEOLポリシーに基づき、サポートされ続けます。 |
HipChat Serverのお客様がHipChat Data Centerに移行する場合、それは新規セールスかリニューアルのどちらとみなされますか? | HipChat Serverのお客様がHipChat Data Centerに移行する場合、それは「新規販売」ではなく「リニューアル」とみなされます。 |
上記の内容以外にHipChatに関する質問や疑問、相談事項などございましたらリックソフト株式会社に相談ください。
HipChat DataCneterへ移行する前の事前評価のための評価ライセンスの発行はコチラ
HipChatの各種相談事項についてはコチラ
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。