2017/01/27
HipChat を使ってみよう樋口 晃Akira Higuchi
HipChatとは、今注目のビジネス向けチャットツールです。チームの情報共有をスムーズにします。
何がそんなにすごいのか?どんな機能があるの?始め方はどうするの?などの疑問がわいてくると思いますが、
まずはお試しいただくのがよいと思いますので、本日はHipChatの始め方をご紹介しようと思います。
HipChat を評価する場合は、クラウド版とサーバー版の2つの方法が有ります。サーバー版の場合は、Atlassianからマシンイメージを取得してAmazon EC2, Oracle Virutual Box, VMWare にインストールし、評価ライセンスをインストールします。 クラウド版の場合、機能に制限は有りますがサインアップするだけで利用する事ができます。
HipChat Cloud を始めるには、チームを作ります。チームは誰でも無料で作成できます。作成した人が、チームのオーナーになります。チームの名前がHipChatを利用する場合のサブドメイン名になりますので、半角アルファベットで登録します。
この後の画面ではメンバーを招待する画面が表示されます。画面の指示に従って操作して下さい。メンバーは後で追加する事もできます。
ルーム作成直後は、自動的にオーナーアカウントでログインしていますが、継続利用するためにはパスワードの設定が必要です。画面上部に「招待メールを再送信しますか?」という旨のメッセージが英語で表示されていますので、これをクリックすると下記の様なメールが送信されます。こちらのメールの中に、リンクが有りますのでリンクをクリックしてパスワードを設定して下さい。
ログイン直後は標準のPhoto(アバター)になっています。これではだれが発言したか解りにくいです。HipChat のログイン直後の画面で、画面右上の「Edit Profile」を押してプロファイル画面を表示し、顔写真などの解りやすい画像に変更する事をお勧めします。
ユーザーを追加する場合の手順を紹介します。
WEBブラウザーでアクセスする場合は、以下のいずれうかのURLよりログインします。ログインに成功すると、所属しているチームの URL に自動的に遷移します。
Windows、 Mac OS X, Linux, iPhone/iPad, Android 用のアプリも用意されています。下記のURLをご参照下さい。
HipChatに提供されているアドオンを追加する事もできますし、Hubot を利用して機能を拡張する事もできます。ここでは、既存のアドオンを追加する手順をご紹介します。
Atlassian のマーケットプレースで、アドオンを検索して追加する事ができます。
https://marketplace.atlassian.com/home/hipchat
キーワード検索もできますので、「HipChat」と「Cloud」を選択して検索してお好みのアドオンを選んで下さい。アドオンには有償のアドオンと、無償のアドオンが有ります。「Free」を選択すると、無償のアドオンだけが表示されます。
ここでは / コマンドに反応する、Sassyをご紹介します。
https://marketplace.atlassian.com/plugins/ac-koa-hipchat-sassy/cloud/overview
Sassy をインストールすると、HipChatのメッセージに応じて、検索した結果を返してくれます。
Sassyをインストールする手順は以下の通りです。
無償版には下記のような制限がありますのでご注意ください。
上記やセキュリティを考慮に入れますと、有償版をお勧めいたしますが、まずは無償版で評価いただくとよいと思います。
有償版のご購入は下記よりお問い合せください。
無償版からの移行もサポートいたします。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
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