2024年11月12日
Jira Service Management の管理者になる道のりは遠い...?どこからスタートすべき?【1日半でJiraとJSMの設計者になれる研修、はじめました】小山 康由 Yasuyuki Koyama
こんにちは、ぼく、りっくま!もうすぐ年末調整の時期クマね。人事部のメンバーの依頼で、いままでメールでやっていた年末調整に関連する手続きを Jira Service Management上で完結するようにしたクマ。依頼者であるカスタマーである社員みんなからも好評クマ~~!
年末調整プロジェクトをきっかけに JSMのエージェントになった人事部メンバーが、Jira Service Management のテンプレートを見て、「年末調整以外にも社内手続きに使えそう!テンプレートが充実しているから、情報システム部にいちいち頼らなくても、人事部だけでセットアップできるんじゃない?」と、自力で業務のDX化に乗り気!
人事メンバーは早速、この間リックソフトから出た「Jira Service Management 管理者向け入門ガイドブック」片手に勉強しているクマけど...なんか大変そうクマ。
あと、人事さんのやっていることを見ていると、「プロジェクトロールを分けるたほうがいんじゃない?」「ワークフローちょっと変えたほうがいいんじゃない?」とアドバイスしたくなりそうになるクマけど、ただのおせっかいになりそうで、どう声をかければいいかわからないクマ。
人事部は、Jira Service Management を使って中途採用活動や新卒採用活動、健康診の管理での利用を模索しているみたいクマ。なので、リックソフトの研修を受けてもらおうと思っているのだけど、どんな研修の受け方がいいクマ? やっぱり、マイペースに受講できる 「e-ラーニング」がベストかな?? JALインフォテックさんもそうした(事例リンク) みたいだし・・・・。
というわけで、Jira Service Management 管理者向け入門ガイドブック の著者の小山さん、おすすめの講座の受け方教えてくださいクマ!
クマさん、お手紙ありがとうございます。ご指名いただきました小山です。ご質問は......
......ということですね。
では、まずはJira Service Management(JSM)にについておさらいしましょう。
JSMとは、プロジェクト管理や課題管理の定番である「Jira」を社内外のサービスデスク業務向けに機能拡張したWebアプリケーションです。最近では、高度なITサービス管理(ITSM)向けにITILの考え方にそった機能が多く追加されています。Atlassian社のツールの中でも成長著しい注目株ですね。
......「ITSM」とか「ITIL」を聞いたことがない? 大丈夫です! JSMの基本は「従業員(カスタマー)がリクエストを出す」「対応者(エージェント)がリクエストに対応する」というシンプルなもの。
基本的な操作方法を聞けば設計できるようになります。それにJSMには豊富なテンプレートが付属しているので、それを使えば手間要らずで、すぐにサービスデスクを始められます。
でも、でもです。JSMは簡単に利用できますが、プロジェクトを作ったりユーザーを登録したりといった管理作業を行おうと思ったらある程度の勉強は必要です。
JiraやJSMの仕組みについて知らないと、本当なら「ちょちょいのちょい」で手直しできるところも専門のエンジニアに頼んで修正してもらわないといけません。また、権限設定の手順を間違えて与えたいのと違う権限が付与された! という事故が起きるかも。
そこで、JSMの仕組みを知ってもらうためのガイドブックとして『Jira Service Management Cloud 管理者向け 入門ガイドブック』を作成しました! これさえ読めばクマでもサービス管理を始められます! Jiraの知識があれば!!
そう、JSMのガイドブックはJira管理者の知識があることが前提条件なのです。少しずつフォローは入れていますが、Jiraを触ったことのない人には「??」となる内容かと思います。
なおリックソフトではJSM管理者向けのトレーニングメニューとしてガイドブックのほかにeラーニングと研修も用意していますが、どちらもJira管理者編を修了した方向けの上級コースという位置付けになっています。
......やっぱり急がば回れ、Jira管理者の勉強から始めないといけないのでしょうか? 大丈夫です! そんなお客さまの声、あるいは弊社内からの声に応えて、我が優秀な研修講師陣が新しく個社研修「Jira + Jira Service Management 管理者コース」を作ってくれました。
Jira + Jira Service Management 管理者コースは、ざっくり言ってしまえば従来のJira管理者コースからJSMに必要なエッセンスをギュッと濃縮して絞り出し、そこにJSM管理者コースの内容を加えたものです。
最初に、通常は二日間かけて学ぶJiraの管理機能を、要点を押さえた講義と厳選した実習により約半日で学習します。Jira管理者のエッセンスを十分に吸収したところで、次にJSMについて学習していただきます。サービスデスクプロジェクトを実際に操作しながら、基本的な運用・管理方法に加えてSLAや自動化などの応用的な利用方法までじっくりと学習します。
このようにJira管理者コースの内容から始まりますので、Jiraのユーザーから管理者にステップアップしてJSMを使おうと思っている方にピッタリの内容です。すでにJSMの管理をしているけどもっと使い方を知りたい、自己流でやっているので基礎から知識を整理したいという方にもおすすめいたします。
また、こちらの研修は「個社研修」としてお客様のご要望に応じて開催いたします。他社から参加される受講者さんがいませんので、自分の会社で困っていること、悩んでいることについて、より具体的な質問をしていただけます。
というか、せっかくの研修なのでぜひ質問してください!
弊社の優秀な講師はきっと皆さんの期待にお応えできるでしょう。
製品管理者候補みなさまでの参加をおすすめします。他のメンバーが講師に質問すること、その回答を聞けば「だったらこれは?」「もしかしたら、こうするといいのかな?」といった気づきを得られるでしょう。基本的に自習となるeラーニングやガイドブックでは得られない、研修だけの大きなメリットです。
リックソフトの研修といえば参加特典のガイドブックです。「Jira + Jira Service Management 管理者コース」研修では『Jira 管理者向け』と『JSM 管理者向け』を2冊セットにして、参加された方それぞれにお送りいたします。手元に置いてリファレンス代わりに使ってよし、社内で共有して自習用教材にするもよし、ぜひご活用ください。
そしてそして、この研修はリックソフトのサポートプラス特典の対象になります! クマさんの会社はサポートプラスEnterprise利用企業なので特典を利用しての受講が可能です。特典を利用して一人当たりの受講費用を抑えるのも、まずはお試しで少人数で受講してみるのも、どちらもいいですね。
というわけで、クマさんには「Jira + Jira Service Management 管理者コース」を、Jira Service Managementを使ってみたいみなさん揃っての受講をおすすめします! 研修でJiraとJSMの使い方を勉強したあとは特典のガイドブック2冊で復習しましょう。eラーニングの画面も合わせて確認すればさらに効果的です。
研修のご依頼が増える年末、年度末に向けて、ぜひお早めにお問い合わせください!
リックソフトはアトラシアン製品をより効果的に使う伴走支援する「サポートプラス」を提供しています。
Jira Service Managementをご利用で、リックソフトのサポートプラスをご利用いただいているお客様もいらっしゃいます。
JAL インフォテック様は3.5万人の問い合わせ管理を一元化しています。
JALインフォテックの導入事例を読むリックソフトでは、無料のセミナー(不定期開催)や 研修サービス(有償)を提供しています。ぜひご利用ください。
Jira リックソフトの研修サービス本情報はブログを公開した時点の情報となります。
ご不明な点はお問い合わせください。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのサポートではサポートします。
リックソフトのサポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。