2018/04/25
より詳細な編集が可能になりました。 WBS Gantt-Chart for Jira 9.5.0リリース河村 康博Yasuhiro Kawamura
こんにちは。最近、夢の中でもガントチャートを操作しているリックソフトの河村です。習慣による脳への刷り込みは恐ろしいものですね。
さて、本日はWBS Gantt-Chart for Jira 9.5.0のリリース内容をお伝えします。
「WBSを確認しながら各課題の詳細画面も確認したい」なんて思ったことはないでしょうか?
そんな方に朗報です。WBS Gantt-Chart for Jiraの画面右側に、Jiraの課題詳細ビューを表示する機能が追加されました。
WBS部分で課題の行を選択しているとき、その選択課題の課題詳細ビューが画面右側(初期表示時にガントチャートが表示されている領域)に表示されます。
これを利用することで進捗確認のミーティング時などに、WBSを確認しながら各課題の詳細な情報を同時に確認することができます。
選択中の行はマウスやキーボードの方向キーで簡単に変更することができるので、課題がたくさんあるときでもサクサク確認が進められます。
課題詳細ビュー表示機能は課題の詳細を確認するだけでは終わりません。
表示した課題詳細ビューを使った課題編集も可能で、なんと編集して保存された内容がWBS部分に即時反映されます。
この編集・即時反映の最大のメリットとしては、課題ステータスの変更や時間管理の編集などが直接実行できるようになったことが挙げられます。
例として、ステータスの変更忘れでWBS部分にアラートが表示されている状態を是正する場合、従来であれば下記のステップを踏む必要がありました。
必ず画面のリロードが必要、というのがネックです。
それがWBS Gantt-Chart for Jira 9.5.0からは…
の2ステップだけで、リロードいらずで素早く是正することができます。
リロードの一手間がなくなることは予想よりも快適さに大きく影響します。
課題詳細ビューを使った課題の編集は強力ですが、制限もあります。
編集内容が反映されるのは、原則としてWBS Gantt-Chart for Jiraの階層構造や依存関係に影響を与えない編集内容のみとなっています。
例えば、課題詳細ビューで依存関係の課題リンクを作成・削除したり、修正バージョンを変更するような編集については階層構造・依存関係に影響が出ますので、即時反映は行われません。
このような編集を行った際には画面のリロードを行う必要があります。
ガントチャートと課題詳細ビューの表示切り替えですが、一番お手軽なのはキーボードショートカットです。
WBS部分や課題詳細ビュー上で何かを編集していなければ、キーボードの t を押すことでワンタッチで表示が切り替えられます。
他にも操作バー内の「表示」メニューから切り替えることもできますし、画面右下にフローティングしているフォルダアイコンをクリックすることでも切り替え可能です。
お好きな手段で表示を切り替えて、ガントチャートと課題詳細ビューを活用していきましょう!
課題詳細ビューが追加された一方で、ガントチャート表示にも改善が行われています。
ガントチャート表示時にWBS上の行を選択した場合、計画バーが見える位置までガントチャート表示がジャンプするようになりました。
もう、計画バーが見える位置まで毎度スクロールする必要はありません。
この他にも軽微な改善やいくつかの不具合修正が行われています。詳細についてはリリースノートからご確認ください。
WBS Gantt-Chart for Jira 9.5.0は下記リンクからダウンロードしてインストールできます。
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