2015/03/02
WBSを強化します|WBSガントチャート for JIRA(進捗管理ツール)網野 勉Tsutomu Amino
こんにちは!
WBSガントチャート for JIRAの開発を担当している網野です。
第87回アカデミー賞が発表されましたね。
日本ではまだ作品賞にノミネートされた作品の半分以上が公開されていないのでまだピンと来ていないのですが、逆にこれからが楽しみです。
さて、今回はご要望の多かったWBSに関する2つの機能についてご紹介します。
「今WBSに表示されているフィールド以外のフィールドを表示できないか?」というご要望を複数のお客さまからいただいていました。
今回、これらのフィールドを追加で表示できる機能を追加します。
追加フィールドはWBSガントチャート for JIRAの管理画面に新たに追加されるカラム設定画面で管理します。
ですので、フィールドを追加・削除できるのはシステム管理者のみです。
フィールドの追加は、「追加するフィールド」から表示したいフィールドを選択し、「追加」ボタンをクリックするだけです。
追加フィールドには、下記の設定があります。
必要に応じて、「編集」リンクをクリックして、変更してください。
項目 | 内容 |
---|---|
タイプ | フィールドの表示タイプ。 具体的にはソートの方法を設定します。 デフォルト:文字列としてソート 数字:数字としてソート |
幅 | デフォルトの表示幅。 |
表示・非表示 | デフォルトの表示・非表示。 |
これらの設定はシステムデフォルトの設定です。
標準フィールドと同様にユーザーがカラムの幅を変更したり、表示・非表示を切り替えると、そのユーザーの設定として保存されます。
もちろん、Excelダウンロードにも追加したフィールドが出力されます。
追加フィールドの表示と同様に多くご要望をいただいていた進捗率の自動計算にも対応します。
自動計算の方法は簡単です。
「進捗率を自動計算」にチェックを付けて子チケットの進捗率を編集するだけです。
これで、親チケットのが自動的に計算されます。
計算された進捗率はまだ未保存状態ですので、「保存する」でJIRAに保存してください。
ただし、進捗率が「指定フィールドを使用」 の設定になっていない場合や、編集権限がない場合は保存されません。
進捗率の計算は期間と進捗率を考慮した形で行われます。
例えば、期間が1日で100%のチケットAと、期間が2日で 進捗率が50%のチケットBがあるとします。
この親チケットの進捗率は(100% + 50%) / 2個 = 75%ではありません。
(100% * 1日 + 50% * 2日) / (1日 + 2日) = 67%となります。
進捗バーを見ていただくと分かると思いますが、1日のチケットが100%で1日分の作業が完了し、2日のチケットが50%で1日分の作業が完了している計算になります。
ですので、それを合計した親チケットは3日分の作業のうち2日分が終わっているので、67%となります。
今後もお客さまの声に耳を傾けつつ、改善を図っていこうと思います。
是非お気づきの点がありましたら、ヘルプデスクまでご一報ください。
それでは、ごきげんよう!
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