2017/03/28
設定管理の柔軟性を向上!WBSガントチャート for JIRA 9.0.0リリース河村 康博Yasuhiro Kawamura
こんにちは!
リックソフトの河村です。
2017年もあっという間に3月。寒い日が続いているとはいえ季節の区分のうえでは春ですね。
リックソフトの本社がある東京も、西日本支社がある名古屋も、どちらも3月中に桜が開花するとの予想を聞きました。
皆さんの地域の開花予想はいかがでしょうか?
さて、今回は先日リリースされたWBSガントチャート for JIRA 9.0.0の追加機能や変更点をご紹介します。
WBSガントチャート for JIRA 9.0.0では「ガント」という名称の新機能が追加されました。
これはWBSガントチャート for JIRAの設定管理をより柔軟にするための機能で、JIRA Softwareのボード機能を参考に作られたものです。
これまでのWBSガントチャート for JIRAでは、一部を除いてJIRA管理者のみが変更できる共通の設定を持ち、その設定をもとにガントチャート画面を描画していました。
これに対してWBSガントチャート for JIRA 9.0.0では、ガントを1単位として設定を個別に管理することができます。
各ガントがガントチャート画面を表示する際の設定情報を持ち、その設定に合わせて画面の描画が行われます。
ガントの管理者であるユーザーが設定を自由に変更できるため、今後はプロジェクトに応じて柔軟な設定をすることが可能になります。
少し言葉では説明のしにくい機能ですので全体像は画像をご覧ください。
ガントの作成は新しく追加されたメニューから行うことができますので是非お試しください。
進捗率をJIRAの時間管理から計算する場合に用いる計算式を、次のように変更しました。
これまで:(初期見積-残余見積)÷初期見積
9.0.0:記録済み時間÷(記録済み時間+残余見積)
これまでの計算式は、JIRAが課題の進行状況を表す際に用いる計算式と異なっていたため、今回JIRAに合わせた形になります。
9.0.0では新機能追加だけでなく、パフォーマンスの向上も行いました。
8.7.0と比較し、ガントチャートを表示する際の処理が約25%ほど高速化されています。
今回、大きな新機能「ガント」が加わりましたが、この他にもいくつかの新機能の追加、バグ修正が行われています。
設定管理の柔軟性が向上したWBSガントチャート for JIRA 9.0.0はこちらから入手可能です。
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