2017/02/01
新時代の中の文書管理 : Alfrescoを含む文書管理ソリューション青地 芳彦Yoshihiko Aochi
はじめまして。この1月からリックソフトでAlfrescoを担当することになりました青地です。よろしくお願い致します。
以前はAlfrescoの法人におり、そこでは小さな所帯で主にAlfrescoの単品としての提案しかできませんでした。しかしながら今は大所帯の中で喧々諤々、切磋琢磨しながらの中で、再びAlfrescoの仕事に従事していけることに大変うれしく思っております。まだ入社して1か月も経っておりませんが、リックソフトで過ごした中で感じることは、個々人が持っている、レスポンシビリティ、技術力、プロフェッショナルな意識の高さです。こうした環境の中でAtlassian製品やクラウド他、今後の新しい製品との組み合わせで幅のあるソリューションが提案できることはとても楽しみです。
最近Alfrescoを含む文書管理ソリューションの業界(ECMの分野)は、大きく再編が進んでいます。企業の買収によって一時的な顧客の増加や、バーティカルの市場の獲得、強化が図れることが期待されますが、買収による個々の製品に関しては、お互いのレガシーの資産を抱える同士の買収合併ではかなり疑問です。大手のベンダーはECMの歴史は古く、それらのアーキテクチャーは今日まで大きく変わりません、というよりは、大きく変えられずに今に至っているという方が正しいかもしれません。
しかしながら、今日のビジネス環境は、ユーザの働き方や、取り扱うデータ量の増大、クラウドへのシフトなど、従来のECMを取り巻く環境とは大きく変わっています。そういった業界の中でのAlfrescoは、変化に柔軟に対応できる、モジュールアーキテクチャ構成をとる、唯一のオープンソースで提供するECMベンダーで、混沌としたECM業界の中では大きなアドバンテージがあるのではないかと思っています。
それを裏付けるかのように、ガートナー社が毎年発表するECMのMagic Quadrantにおいて、Alfrescoは2016年、従来の”Visionary”の位置づけから、Oracle、Microsoftと並ぶ”Challenger”に位置づけられました。
ただもう1つ重要なことは、ほとんどのB2Bのビジネスは、なんらかの文書を中心に動いているはずなのに、日本でのECMの利用はまだ限られた範囲になっていることで、この分野の必要性の理解とマーケットの拡大への努力がまだ十分ではないことです。製品を取り扱うベンダーや販売会社としては、そういった布教活動が一番の苦労処です。
今後、Alfrescoに限らず文書管理や情報共有の新しいあり方や、ご提案、最新の情報を常に発信し、市場全体の活性化にも貢献できるようにしたいと思っております。
まずは、ご挨拶としてAlfrescoの日本語動画紹介を作成しましたので活用ください。
Alfrescoを導入済みのお客様、導入を検討をしているお客様への一助になれば嬉しいです。
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