2016/08/08
CNET Japan Conference 2016 に行ってきました!松崎 郁子Ikuko Matsuzaki
こんにちは、リックソフト、営業担当の松崎です。
梅雨が明けて、ますます暑さが厳しいですね。
私は最近子猫を飼いはじめて、この暑い中家に残してくるのがとても心苦しい毎日です。
さて先日8/3に、朝日インタラクティブ社主催のCNET Japan Conference 2016に行ってきました。
ベルサール神保町アネックスで開催された本イベントは、セミナー形式で200名ほどが入る会場に、ほぼ満員状態でした。
暑い日だったので、涼しい会場がとても心地よかった~
今回は「進化するビジネスコミュニケーションツール 成功と失敗をわける極意」と題して
基調講演含めて5講演、また最後には各講演者でパネルディスカッションが行われました。
各講演では、各社が取り扱っている製品を中心に、ビジネスコミュニケーションツールを導入するうえでの壁・課題、導入の失敗事例も含めて発表がありました。
今までの主なコミュニケーションツールであるメールは、管理・スピードの面で限界になっており、それが多くの会社で課題に。
これは私がお客様と打ち合わせしていて、必ずと言っていいくらい聞く課題です。
それに代わるツールとして、チャットやメッセンジャーのご紹介がありました。
「ビジネス」コミュニケーションツールではありますが、コンシューマ向け製品のように「使いやすさ」「手軽に使えること」を重視した仕様になっています。
使いやすくすることでコミュニケーションコストを極限までスリム化し、ビジネススピードをUPすることが求められていますね。
確かに・・・私は営業ですが、お客様からの連絡にはいち早くレスすること!見積書出すのに何日もかかるなんて言語道断!と言われ続けてきました。
もちろん質も重要ですが、スピードも重要!!遅いとスタートラインにも立てませんからね。。。
またイベントの中では、弊社大塚からも発表させていただきました。
現在、言わずもがなですが、便利なシステムであふれていますよね。それはもちろんビジネスの世界でも。
ただ、いくら良いシステムを使ったとしても、それが自社の業務にマッチしていなかったり、運用ルールが定まっていなければ全く機能しません。
そう、砂利道のフェラーリのように・・・・
システムを導入して失敗するのは、そのツール自体が原因ではなく、往々にして適用業務とルールを決めていなかったことが原因の場合がほとんどです。
従来のシステムの場合、様々な社内システムやクライドサービスに情報を入力しても、その後情報共有や情報伝達のために別途メールやチャットで連絡を行っていました。
そのため、せっかく便利なシステムを導入しても、結局コミュニケーションの工数が増えてしまっていました。
システムとコミュニケーション基盤を統合すれば、コミュニケーションコストを削減して、タイムリーに情報伝達、共有することができます。
発表の中では、Atlassian社の企業向けWiki 「Confluence」とプロジェクトマネジメントツール「JIRA Software」、およびチャートサービス「HipChat」を連携して
デモを交えて、情報連携・共有の一例をご紹介しました。
上記気になる方はぜひ、お問い合わせください!
イベント最後には、各講演者でのパネルディスカッションが行われました。
「朝まで●テレビ」とまではいきませんが、活発な議論を聞くことができました。
いろいろな視点での議論がありましたが、私が特に勉強なったことは以下の2つです。
コミュニケーションは大きくストックコミュニケーションとフローコミュニケーションの2つに分かれます(とディスカッションではそう呼んでいました)
この2つはやはり特性が違うため、同じツールでやろうとしても無理が出てしまいますよね。
わかってはいても、それを混同してしまって、コミュニケーションに歪みが出てしまいます。
ポイントとしては、様々な意見が出ました。
ただ、最も重要なのは、「コミュニケーションは何なのかを考えること」、だという総意でした。
当たり前の話ですが、ツールはただのツール、手段であるということ。
もっと言えば、コミュニケーションもツールであるということ。
何のためにコミュニケーションを円滑にしたいのか、それはより良いアウトプットを出すこと、成果を出すことにつきます。
その目的に立ち返ることで、どうコミュニケーションをするべきか見えてくる気がします。
これは当たり前の話だけど、見えなくなることですよね。
ツールの機能にばかり目が行きがちですが、「はっ」とさせられました。
余談ですが・・・
今回の講演者の皆さん、とっても発表がわかりやすかったです!さすがです。
話し方がうまいことは当たり前ですが、スライドのわかりやすさ、緩急、音や動画を使って人を引き付ける、などなど。。。
実は合間に控室に行ったのですが、講演者の方々は参加者の層や雰囲気を見て発表内容を直前で修正してました。
人に伝えることって、ただ単にすらすら発表できればいいだけではなくて、工夫が必要ですよね。
発表もコミュニケーションの一つ。とても勉強になりましたー
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