2014/09/12
Atlassian Summit 2014 – 9月8日~9月9日澤田 深雪Miyuki Sawada
みなさま、こんにちは~海外パートナー担当の澤田です☆彡
今週はAtlassian Summit 2014で、アメリカはカリフォルニア州、サンノゼに来ています。去年はサンフランシスコでしたが、年々増える来場者の数を踏まえ、今年は2000人規模の会場、サンノゼ・コンベンション・センターになりました。昼間は24℃程度、朝晩は16℃くらいの気温で、長袖一枚で過ごせるような気候です。今回は9月8日(月)と9月9日(火)の様子を書いていこうと思います。
大きいです!去年のSan Francisco Design Concourse Exhibition Centerのおそらく数倍はある広さの会場です。
2000~3000人規模といったところでしょうか。上記の写真はメインホールですが、他にも1~7まで小さ100人程の会議室があり、それぞれの話題に分かれてプレゼンテーションが行われます。
Atlassian Summit 2014の幕開けは、私たちアトラシアンエキスパート(販売パートナー)にとっては9月8日(月)のEcosystem Partner Day (エコシステム・パートナーデー)からです。世界中のアトラシアンパートナーが集結し、Atlassian社と共に、この一年の振り返り、そして今後の予定などの情報を共有します。今年のSummitに来ているパートナー企業も去年よりグッと増えています。
当日の朝はなんと8:00集合。早いですねー。コーヒーとちょっとした朝食(フルーツやパンなど)が振る舞われ、Ecosystem Partner Dayの受付を済ませます。
七分丈Tシャツ、Atlassian Expertロゴ付きのパーカ、そして小さな手帳をグッズとしてもらいました~(グッズの写真を撮っていませんでした!)
↑↑↑弊社・大貫、アトラシアン株式会社・ハリントンさん、GxP杉本さん、アトラシアン株式会社・長沢さん
司会の挨拶があり、ジェイ・サイモンズ氏(プレジデント)の挨拶から始まります。やはり、前年比どのくらいか、世界地図を提示し、どの地域がどのくらいのパーセンテージを占めるのかなど数字のシェアがありました。
次に、Ecosystem Partner Dayの最後に、ホセ・モラレス氏(バイスプレジデント-コーポレートディベロプメント)のガイドでAtlassian社二人の創設者のうちの一人、スコット・ファークァー氏が登場しインタービュー形式でトークがありました。開口一番、ホセ氏が「アップルウォッチが出ましたが、それについてどう思いますか?」と投げ込み、ドッと笑いが沸き起こりました。ガッチリ聴衆をつかんだ感じでした☆彡そこから、今までの経緯をざっと振り返ると共に、アトラシアン・エキスパート社からの質問にも回答をしていました。中でも面白かった質問が、
「かなりの速度で会社が大きくなっていく中で、どのように自分たちのやり方を維持するのか、自分たちの文化を守っていくのか」
というものがありました。ファークァー氏の回答は、
「文化」というのは、成長して行く会社をまとめていくなかで、組織を作っていく中でどんどん変わっていくもの。しかし、「価値」というものは決して変わらない。どこに重きを置いているか、何に価値を置いているか、という部分が同じ人たちと一緒に仕事をしていくのが好ましい。
私はこの話を聞いて、勝手に何度も頷いてしましまいた。なるほど~☆彡価値の基準が全く違うメンバーだとみんなで作り上げる製品は難しいかもしれません、というより難しいと思います。
もう一点ファークァー氏のお話の中で印象的だったのは、学校へ行く年齢になってから大学まで、授業の中で必ず「グループ課題」というのはどこにでもあり、数人が協力して一つの課題に取り組みます。この「コラボレーション」を嫌がる子供や学生たちがいますが、Atlassianに入ったら、ますますこのコラボレーションで仕事するようになるわけで、ずっとなくならないですよ、と付け加えていました。
確かに、ソフトウェアを作っていく中で、一人で全てをやって終わり、というわけではなく、必ずチームで作り上げて行きます。一人一人の協力なしでは成し遂げられません。ここでも私は一人何度も頷いていました~
今回のSummitより、製品グループが4つに分かれ、それぞれの製品について紹介説明がありました~
お昼ご飯は去年と同じような形式で、テラスでいただきました。朝は涼しかったものの、正午にはこれぞカリフォルニアの陽射し!というくらい暑くて強い太陽が照りつけている中でサンドイッチを頬張りました。いくつが種類がある中で、ローストビーフサンドイッチを選びましたが、パンも柔らかくとても美味しかったです。
午後はパートナープログラムの近況報告やマーケティング関連のプレゼン、さらにAtlassianの研修プログラムについての発表がありました。
Summitの週2日目は、主に研修プログラム(別途有料)が行われ、それぞれの製品のトレーニングがありました。私自身は2年ほど前にConfluenceの基本のコースを受講しました。去年と今年は研修には参加してません。代わりにですが、TEMPO for JIRA(時間管理)を開発しているTM Software社が主催するTempo Partner Day(テンポパートナーデー)に参加しました。
朝食、そして昼食まで振る舞われ、TEMPOを販売しているAtlassianエキスパート(パートナー)の表彰式や、これからのTEMPOの製品ロードマップ、もうすぐリリースされる新機能、パートナー企業による事例の説明、後半はグループに分かれディスカッションしたり、TEMPOを販売し始めたばかりのパートナー社向けにデモプレゼンなどが行われ、TM Softwareの社員のみなさんともコミュニケーションをとることができました。
Atlassian社もそうですが、TEMPOでもやはり、使っている人たちや販売パートナーがお客様から聞く要望などをとても知りたいとのことでした。もっと製品をよりよくして行くためにフィードバックはとても重要なのですね~
午後はメインホールを回り、その広さを実感するようい歩いてみました~そして、17:30からは、ウォールストリートジャーナルのインタビュアーがアトラシアン創設者のマイク・キャノン-ブルックス氏とスコット・ファークァー氏に話しを伺う、「Atlassian Co-Founders Fireside Chat」がありました。
今すごい速度で成長している会社ですが、なんと!ファウンダーのお二人は、今でも飛行機はエコノミー、2人一緒に出張時はホテルの部屋も一緒、だそうです。それを聞かれると、
「お金はもっと費やすべきところに使うべきだと思う」
とのこと。すごいですね~サンフランシスコオフィスで自分の経費精算を担当した社員と話す機会があり、その時自分の宿泊費がどの社員よりも安かった、と教えてくれたともお話されていました。スゴイですね~
インタビューの内容はウォールストリートジャーナルの記事(英語)になっています。
9月10日~9月11日はいよいよエンドユーザ、Atlassian、パートナー企業が一堂に集まる大きな2日間です!数々のトークセッションと基調講演があります。そちらは次回のブログで!
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