2013/12/20
Confluenceの標準的な使用感(パフォーマンス)大貫 浩Hiroshi Ohnuki
ConfluenceはWebベースな情報共有ツールです。Webベースなため手軽に利用できるメリットがある反面、使用感はネットワーク環境やWebブラウザ等に依存してしまいます。
本記事では、Confluenceの標準的な使用感をお伝えします。
まずはテストした環境の説明を行います。今回は以下のようなAWSクラウド環境を利用しました。インターネットに出ていくので社内LANに比べてネットワーク的には不利な状況です。
画面描画スピードは非常に重要です。このスピード感がイコール利用感となります。またWebシステムなので画面描画は画面遷移とほぼ同じ意味になります。
補足:Confluenceではマクロ機能により1ページ描画に時間がかかる場合があります。この場合は上記描画時間は当てはまりません。
約2000ページあるConfluenceにて検索スピードを調査しました。Confluenceは内部に全文検索エンジンを持っているため非常に早く検索できます。また、検索結果画面は以下のようになり、更に作成者やスペース、最終更新日で検索結果を絞り込むことができます。
様々な検索を行いました。結果は以下の通りです。ほとんどの検索は1秒以内に結果が表示されます。先ほども述べたように検索は全文検索エンジンを使い、全文検索エンジンはファイルシステム上に作成されたインデックスを利用します。よって検索スピードはConfluenceサーバーのファイルI/Oスピードに大きく依存します。ウィルスチェックソフトをインストールする場合、検索インデックスディレクトリはチェック対象から除外することをお勧めします。
種類 | 検索キーワード | ヒット件数 | 描画 | 内部処理時間(秒) |
---|---|---|---|---|
単純検索 | インストール | 389 | 1秒以内 | 0.076 |
jira | 245 | 1秒以内 | 0.028 | |
アクセス | 101 | 1秒以内 | 0.067 | |
AND検索 | jira AND アクセス | 60 | 1秒以内 | 0.025 |
JIRA AND よくある質問 AND 問題判別 AND トラブル | 10 | 1秒以内 | 0.07 |
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