2019/12/18
Atlassian Cloud オンボードトレーニングをはじめます!京極至Itaru Kyogoku
こんにちは、リックソフトの京極至です。 今回はリックソフトでも取り扱いを開始したAtlassian Cloudの管理者向けトレーニング、Atlassian Cloudオンボーディングのご紹介いたします。
先日(2019/10/18)のブログでも触れていますが、これまでリックソフトでは条件付きでCloud版のJira、Confluenceの販売提供をしておりました。
Cloud版とサーバー版の大きな違い、そして有利な点は何と言っても「手軽さ」です。
サーバー版では、必要になるサーバーの用意、インストール、各種設定から監視といったプロセスから一切解放される手軽さは正にスモールスタートやクイックスタートに打ってつけでしょう。まずはスモールスタート、そして小規模運用チームでのクイックスタート、というのがCloud版の導入スタンダードとも呼べそうですが、いざスタートしてみるとユーザーとしての使い方との違いに戸惑われたり、社内でのルールの決め方をはじめとした実運用に迷われるケースが少なくなさそうです。
ツールを効果的に、最大限に活用するには、運用方法やルールの決め方が重要です。実際に使い始めて間違った使い方をしてしまい取り返しがつかなくなったケースもお聞きします。
実際にその辺りに関するご質問をお客様からいただくことも多かったのですが、もっと多くのお客様に私たちのナレッジやノウハウをお伝えする機会が作る必要があると考えました。
それによってお客様にスムーズで効率的な運用をしていただければ(Atlassian Toolsをより好きになっていただければ!)という願いもあり、私たちはAtlassian Cloudの運用管理にフォーカスした導入支援サービス(オンボーディング)とトレーニングプランをスタートさせる事になりました。
Atlassian Cloudオンボーディングは大きく分けてスターターとスタンダードのふたつに分かれ、スターターについてはJiraとConfluenceの二種類のレクチャーに分かれています。以下がそれぞれの詳細となっております。
プロダクト | サービス概要 | 詳細 |
---|---|---|
Confluence | 概要説明(ユーザー向けの操作説明) | セッションのサマリー説明の後、ページ作成などユーザーとしてのConfluenceの基本的な使い方をハンズオンでご説明いたします。 |
スペース管理、権限設定、マクロ、テンプレートなど | ユーザーとしての使い方説明の後にもう一歩踏み込んだエリアについてご説明いたします。スペース管理者としての管理方法、権限設定の概念と方法、ページ編集時のマクロやテンプレートの使い方などについて具体的にレクチャーいたします。こちらもハンズオンとなります。 | |
QAセッション | Confluenceに関するご質問をいただいて、そちらに関しての回答やレクチャーをさせていただくセッションとなります。 | |
Jira | 概要説明(ユーザー向けの操作説明) | セッションのサマリー説明の後、Jiraの構成概要とプロジェクトへの課題作成、課題の使い方、検索、レビュー方法などユーザーとしての基本的な使い方をハンズオンでご説明いたします。。 |
サンプルプロジェクト(タスク管理)から修正 | サンプルとなるプロジェクトを使用し、それを元に新しくプロジェクトを作成する方法をご説明いたします。 | |
仮ストーリーをRSから提供して、作成/修正する | いくつかのケース、ストーリー例をこちらから設定し、その例に即したプロジェクトを作成してカスタマイズする方法をハンズオンでご説明いたします。 | |
画面&フィールド(QAセッション込み) | 課題作成、課題画面、編集画面それぞれの表示情報となる画面とフィールドに関してのご説明と設定方法について、ハンズオンを交えてご説明いたします。 | |
ワークフロー&権限 | Jiraプロジェクトのワークフローとプロジェクトの権限周りの設定について、概要と実際の設定方法をご説明いたします。 |
プロダクト | サービス概要 | 詳細 |
---|---|---|
Jira | キックオフ | まず本プランでのサポートの目的、ゴールを共有できるようディスカッションの時間を設けます。 |
ヒアリングシートの作成 | 本プランのサポートの核となる、御社での状況やビジョンなどをシートに落とし込むプロセスとなります。(あらかじめご作成させている場合は読み合わせとなります) | |
業務ヒアリング | 本プランのサポートの核となる、御社での状況やビジョンなどをシートに落とし込むプロセスとなります。(あらかじめご作成させている場合は読み合わせとなります) | |
ヒアリングシートの作成 | ヒアリングシートの内容を元に、Jiraの設定や実運用に落とし込む際に必要となる御社業務の詳細についてのヒアリングをいたします。 | |
Jira設定へのヒアリング | いただいたご情報を元に、Jiraへの設定に関して複数のご提案をさせていただきながら、ご意見を伺い方向性とゴールへの道筋を明確にして行きます。 | |
ワークフロー&権限 | 上記ヒアリングに基づきワークフロー、権限設定について技術的なTIPも含めてのレクチャーと、御社での実運用に即したご提案をさせていただきます。 | |
ヒアリングシートからJiraの設定レクチャー | いただきました情報を元にしたご提案を踏まえて、そちらを実現する為のプロジェクト作成とカスタマイズの方法についてのレクチャーをいたします。 | |
プロトを作ってみよう! | ご提案からご意見をいただいた上で明確になった設定のうち、ワークフローや画面設定等を一部ハンズオンでレクチャーいたします。 | |
Atlassian Accessの概要説明 | Atlassian Cloudの新しいユーザーマネジメントポータル、Atlassian Accessの概要と設定などのハンドリング方法についてハンズオンでレクチャーいたします。 | |
QAセッション | Jiraの実運用に関してのご質問などをいただき、それについての回答と関連する情報やノウハウなどをご提供させていただきます。 |
スターターは、まずはじめたい方のために、そしてスタンダードは業務に適した使い方をされたい方のために、というのがコンセプトになっています。
いずれもリックソフトの管理者研修を受けて基本的なことをご理解いただいている方を対象としていますが、ハンズオンのレクチャーを通して基本的な内容を振り返りつつも管理の実践的な内容に触れていただける内容となっています。 更にスタンダードについては更に踏み込んでお客様の環境、ご希望、ゴールに合わせていくオーダーメイドに近い内容になっています。 又、いずれのプランでもQAセッションの時間をご用意しており、導入からスタートに関して、そしてレクチャーを通してのお客様からのご質問にお答えするだけでなく、我々リックソフトならではの多数の経験を元にした実運用上のケースや解決のノウハウを同時にお伝えします!
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