2019/12/04
Atlassian Accessと、こんな思わぬ使い方があった!大塚 和彦Kazuhiko Ohtsuka
みなさん こんにちは
Atlassian Access(アトラシアン アクセス)は、ご存知でしょうか?
アトラシアンのクラウド製品のアイデンティティ管理やシングルサインオン(SSO)などを統合的に管理できるサービスです。
Atlassian Accessがサポートするクラウド製品は以下となります。
Atlassian Accessは1つの会社組織(ドメイン)に対して契約でき、そのドメインに所属するユーザー数に対して課金されます。
アカウントはログイン可能なアカウントが課金対象となるので、非アクティブにすれば課金対象とはなりません。
ユーザーの考え方は以下となります。
Atlassian Access対象サービスを複数利用する場合 | Atlassian Access対象サービスと、それ以外を利用する場合 | Atlassian Access対象サービスと無料サービスを利用の場合 |
---|---|---|
Atlassian Accessは、対象サービスからAtlassian Accessの認証ドメインと同じドメインをもったユーザーを抽出して、アカウント登録を行います。 このとき、同じユーザーが複数利用していたとしても1アカウントとしてカウントされます。 |
対象サービスではない、サービスに登録されたアカウントについてはAtlassian Accessは感知しません。 | Jira、Confluence、Trelloなど無料で使える対象サービスがあった場合でも、Atlassian Accessの認証ドメインと同じものをもったユーザーがあれば、Atlassian Accessの課金対象となります。 ※無料で使える対象サービスの場合、サブドメインなどでAtlassian Accessの認証ドメインと異なるドメインで利用する必要があります。 |
こちらに価格シミュレーターをご活用ください。
こちらで表示される価格には、リックソフト のサービスは一切含まれていない価格となります。
シャドーITという言葉がありましたが、(いまもある?)無料でビジネス利用として価値のあるクラウドサービスを安易に使ってしまうケースが増えています。
会社組織のセキュリティ面を考えると、好ましいものではありません。
そういった無断で無料のクラウドサービスを利用しているユーザーを洗い出し、最適な利用を促すための用途としてAtlassian Accessへの契約は有効な手段かもしれません。
思ってもみなかった使い方ではありますが、無料で使えるクラウドサービスはセキュリティ面で大きな落とし穴にもなります。
そういった使い方も含めて、不安がなく安全に使えるツールとして利用していきましょう!
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
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