2014/07/11
JIRA Data Centerに対応しますWBSガントチャート for JIRA(進捗管理ツール)網野 勉Tsutomu Amino
こんにちは!
WBSガントチャート for JIRAの開発を担当している網野です。
今回はWBSガントチャート for JIRAの最新バージョン7.5.0についてまとめてお知らせします。
7.5.0では待望のJIRA Data Centerの対応をはじめ、WBSガントチャート for JIRAをさらに便利に使える機能を追加します。
JIRAの最新バージョン6.3で、クラスタリング版であるJIRA Data Centerが導入されます。
簡単に説明すると、JIRA Data Centerでは複数台のサーバーマシンでひとつのJIRAを運用することが可能になります。
これに伴い、アドオンもJIRA Data Centerに対応する必要があります。
「JIRA Data Centerを導入したいけど、WBSガントチャート for JIRAは対応するのかな?」と心配されている方も多いことと思います。
しかし、ご安心ください。
WBSガントチャート for JIRAはJIRA Data Centerに対応します。
対応の詳細については割愛しますが、これまでと同様の使用感でお使いいただけます。
これまで、WBSガントチャート for JIRAでスケジュールを行う場合、開始日と終了日を入力する必要がありました。
期限が決まっている場合はその期限を入力すれば良いので便利なのですが、作業に要する期間の見積りを元にスケジュールを組む場合、終了日を計算しなければならず、面倒です。
そこで、期間によるスケジュールを可能にします。
具体的には、開始日と期間を入力すると、自動的に終了日が設定されます。
逆に、従来どおり開始日+終了日を入力すると、期間が表示されます。
この期間は、非稼働日が考慮されます。
ですので、期間という名前ではありますが、工数に近いイメージです。
従来どおり、開始日と終了日で入力していた方も、非稼働日を考慮した期間が一目瞭然なので、工数管理や要員計画に役立てることができます。
例えば、「要件定義⇒設計⇒実装⇒テスト⇒リリース」という一般的なウォーターフォール型のプロジェクトがあるとします。
それぞれの工程は一つ前の工程の終了をもって開始するので、WBSガントチャート for JIRA上では下記のような形で表現されます。
このWBSを作成するにあたり、これまでは…
…という2つの手順を別々に行う必要がありました。
しかも、依存関係は開始日と終了日が設定されていないと表示がされず、また「一つ前の工程の終了をもって開始する」という条件をガントチャート上で表現するには、ガントバーが重複しないように日程の調整も行わなければいけません。
かなり手間のかかる作業ですよね?
そこで、チケットの作成と依存関係の作成が同時にできるように、後続チケットを作成する機能を導入します。
「コピー」や「子チケットを作成」と同様にチケットのコンテクストメニューに「後続チケットを作成」というメニューが追加されます。
このメニューを選択すると、選択したチケットがコピーされ、さらに依存関係が作成されます。
しかも、作成されたチケットの開始日には作成元チケットが終了する翌営業日が設定されるため、「ひとつ前の工程の終了をもって開始する」という条件もクリアできます。
手前味噌ですが、一石三鳥の便利機能です(笑)
JIRA Data Centerと合わせて、WBSガントチャート for JIRA 7.5.0もご期待ください。
それでは、ごきげんよう!
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