2014/08/19
社内でJIRA入門（管理者向け）研修受けました
Author
川間 潔Kiyoshi Kawama
こんにちは！リックソフトのヘルプデスクの川間です。お客様のご要望に熱くお応えします。
（ヘルプデスク以外でも様々な業務を経験していますよ。）
いやー、日々暑くて、暑くて困りましたねー。
近所の猫も、愛車の下の日蔭でぼーっとして寝ていますが、ここぞとばかりじゃれあっています。（猫にはいい迷惑ですが）
さて、8/13(水)、8/14(木)に『JIRA入門（管理者向け）』研修（[管理者向け研修 : JIRA 入門コースの研修」）が行われました。
当研修につきましては、お客様向けに実施されていますが、社内でも社員の知識の向上のために実施されました。
（長年Atlassian製品ヘルプデスクを行ってきて、製品の幅広い知識を習得した方が講師になります。）
研修を受け、JIRAの管理における細かな知識の取得は勿論のこと、機能を使用する上での注意点など、JIRAを使用する上での大事な内容が紹介されていきます。
たとえば、研修内にて、以下の内容が聞けます。
（ 講師 ）
よくある質問なのですが。
優先度フィールドは、システムフィールドであり削除はできません。
フィールド設定で非表示に設定できますが、課題検索ナビゲーターでは優先度フィールドをもとに検索が行われるので、非表示にすると、課題ナビゲーターでエラーが発生します。
（ 講師 ）
JIRAが送信されるメールは、「メールキュー」を経由して送信メールサーバーに渡されます。
また、メールキューはサーバーのメモリの中にあるので、中身を確認することができず、サーバー再起動するとキューが消えます。
そう、JIRAの各機能がどのような原理で動作し、何に注意をすべきかを当研修から多く学べます。
研修後、JIRAは他のチケット管理と比較して、『柔軟性』と『拡張性』に優れた製品であることに気付かされます。
『柔軟性』においては、プロジェクト専用のバージョン、コンポーネント、フィールド、画面（画面までつくれちゃいます）、ワークフロー、セキュリティなどが作成可能になります。
『拡張性』においては、アドオン機能になります。アドオン機能は、JIRAに限らず、他のAtlassian製品でも使用可能なのですが、中でも当機能に驚かされます。
アドオン機能では、Atlassian Marketplace 上にある 1,000 以上のアドオンから必要なアドオンを選べ、使用している製品に実装可能となる機能になりますが、アドオン機能を使用することで様々な使用用途の製品に変貌します。
たとえば、JIRA製品にJIRA Service Deskのアドオンを実装すると、サービスデスク管理（ユーザーからの問い合わせ窓口の1本化、SLA実装、インシデント管理など）が行えるJIRAへと変貌します。
そう、JIRAがアドオン機能を使用することで”化ける”のです。ここが一番の凄いところで、魅力です。
とあるシステム製品の管理者として抜擢され、長年その製品と付き合ってきたのにもかかわらず、システム製品の限界（拡張性に欠け）より、他のシステム製品に乗り換えなければならない瞬間があると思いますが、Atlassian製品ではそのようなことがありません。そう、アドオン機能によって、Atlassian製品が”化ける”からです。
使用したいアドオンは、マーケットプレイスから検索が可能なのですが、マーケットプレイスから目的にあったアドオンを探すだけでもわくわくしてきますね。
マーケットプレイスを眺めているだけで、仕事している気分になっちゃいます。
（なんと、一般ユーザーからは、アドオンリクエスト機能によって、アドオンしたい機能をリクエスト可能です。システム製品の管理者は、一般ユーザーと一緒にシステムの拡張を行っていけます。そう、本当に必要な機能を追及できます。）
当ブログを見ている方も、アドオン機能によってAtlassian製品が”化ける”瞬間を一緒に体験できたらと思います。
JIRA Service Deskアドオン実装例
インストール
さっそくインストール
リクエスト画面修正
一般ユーザーでアクセスしたら、簡易な画面からリクエストを発行できるのを確認。通常、「どの製品」で、「どのくらい優先度」の情報が必要なので、画面を改造しました。
SLA設定
プロジェクト（サービスデスク）ごとにSLA設定画面を確認。
キュー設定
新規にキューが作成できることを確認。
（チーム内で困っているキュー、担当者ごとのキュー、アサイン者専用のキューなど作成可能です。）
レポート機能
進捗状況やパフォーマンスをリアルタイムに確認可能になります。
