2018/08/20
使いやすくて便利なサポートドキュメントサイトをConfluenceで作ろう!- Theme Pressを使ってみよう渡辺 裕美Hiromi Watanabe
こんにちは、リックソフトのマーケティングチームの渡辺です。
きびしかった夏の暑さも一段落でしょうか。先日店頭にキリン秋味が並んでいるのを見て、秋の気配を感じましたw
さて前回の「使いやすくて便利なFAQサイトをConfluenceで作ろう!- Theme Pressを使ってみよう」に引き続き、Confluenceをより使いやすく便利にしよう!アドオンのBrikit 製品を使ってみようシリーズを連載させていただきます。
さてさて、今回は「サポートドキュメントサイト」を作ろうです。
メリットは前回と同じで、
操作性、検索性、視認性などを考慮したドキュメントサイトを構築しようとすると、コンテンツを用意してWeb制作会社に頼まなければならなかったり、時間とコストをかけないと作成できませんよね。しかも、その後の運用も、ひとつドキュメントが増える度にWeb制作会社に頼んで、情報の追加を依頼し、出来上がるまで一週間程度もかかってしまうなどあるあるですよね。
タイムリーに簡単に情報を発信することは、Confluenceというツールは非常に優れていますが、外部公開するドキュメントサイトとして考えた場合、視認性やデザインが万人に受け入れられるというと自信がありません。
そんなお悩みをお持ちのお客様にAtlassian製品のConfluenceを使った、ユーザーにわかりやすいドキュメントサイトの作成方法をお伝えします。
また、作成したドキュメントにレビュー者を設けたいなど多くの質問をいただきますので、承認ワークフローを利用した「Comala Workflows」アドオンとの連携を後半にご紹介します。
では、先日リニューアルされたリックソフトサポートドキュメントを例にしてご紹介していきたいと思います。
トップページはデザインを刷新し、シンプルでより見やすさ、使いやすさに重きをおいたインターフェースを用意しました。
最大の特徴としまして、会社ロゴや配色を設定してブランディングが施すことができます。自社が所有するメディアの一つのとして公開することが可能になります。
ユーザビリティーに直結するナビゲーションですが、ページ上部にグローバルナビゲーションを配置し、ドロップダウンメニューで製品を選ぶことができます。
ページ下部には、関連リンクを配置して追加情報など探しやすくしております。一般的に、フッターにサイトマップを配置して利用していただく方法もございます。
明確な導線で、だれでも直感的にページ間を移動し、内容に集中させることができます。
メインのイメージでターゲットの目を引きつけるような画像イメージを提供できれば、直帰率を下げる事もできます。
サポートドキュメントのように大量にページがある場合、検索ボックスはとっても役立つツールです。
こちらに大きな検索ボックスを配置して欲しい情報をすぐに見つけられるようにしました。コンフルエンスの強力な検索機能がそれを実現させています。
オプションで全体から検索なのか、限定したスペースから検索させるのかを設定できます。
更新情報セクションで最新の情報を確認することができます。
Confluenceの「最近の更新」マクロを使って、更新されたページがここに表示されるようにしています。
お問い合わせ先は必須ですので、こちらに配置しました。
最近のWebサイトにはほぼ必須のレスポンシブデザインですが、Brikit Theme Pressでも実現できます。
ドキュメントなどは通勤時間にスマホで確認されるなんて方も多いのではないでしょうか。
色々なデバイスに対応させる事は、ユーザーにとっても有益なものです。
モバイルを使用するための必要な構成変更
Theme Pressのモバイルビューを見るためには、Confluence MobileプラグインとConfluence Mobile Webプラグイン(Confluence 6.5.xで新機能)の両方を無効にする必要があります。
Confluence Mobileプラグインをスペース毎に無効にすることはできません
Confluenceを利用してサポートドキュメントを構築する最大のメリットは、コンテンツの作成を各担当者に割り当て、効率化が図れる点です。
割り当てられた各担当は普段どおりにConfluenceでコンテンツを作成することができます。
コンテンツを各担当者に割り当て作成するとなると、どのページが誰のレビューを受け、承認を得て公開されているのか?など収拾がつかなくなってしまうなんてこともありますよね。
そんな時は、Confluenceのページにワークフローを適用できる 「Comala Workflows」アドオンが便利です。
ドキュメントにレビュー者を設けてページのステータスによって閲覧と編集権限を制御できますし、いつ、誰の承認を得たかログを残すことができます。
また、Comala Publish アドオンとの連携すると、すべての承認が行われた後に特定のスペースにページの複製が可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
公開すると気になるのがアクセス状況です。
BrikitのThemePressはGoogle Analyticsが設定できます。
また、セキュリティ上Google Analyticsが利用できない場合は、有償アドオンなどがございますので、お試しください。
詳しくはこちら
この機会にぜひお試しください。
リックソフトでは、Webデザイナーが作成するレイアウトデザインを含めたソリューションをご提供していますので、お気軽にご相談ください。
製品について詳しくはこちらをご覧ください。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
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