2017/12/18
たった7日間でConfluence Cloudを評価したい人へ伝えたいこと大塚 和彦Kazuhiko Ohtsuka
このエントリーは、 Atlassian(JIRA , Confluence, Trello, Bitbucket)のTips Advent Calendar 2017 – Qiitaの18日目です
皆さん こんにちは
リックソフト株式会社の大塚です。
最近、個人的にAtlassian CloudやTrelloなどを使い始めました。
Trelloは年末年始のタスク管理に利用しはじめました。
やる事を整理して、実行することを自然に学べるので子供の教育に利用できます。
Trelloについては、後日に書くとして、今回はConfluence Cloudについて書いてみました。
Confluence Cloudを利用した際に、なんの設定もせずにそのまま使っていたらPDFの日本語は文字化けする。日本語の検索などが思ったようにできないなど様々な問題が発覚しました。
他の仕事をしながら、この問題を改善し、実際の評価作業をやっていると評価期間の7日間は、あっという間に過ぎてしまいます。
まずは早く日本語環境で評価できるように、既に分かっているConfluence Cloudの制限と最低限行うべき設定をお伝えしたいと思います。
まず評価開始までの手順は
となります。
Confluence Cloud の機能制限については、最終更新日:2017年2月8日にてアトラシアン社が公開している機能制限は、以下のページに公開されています。
アトラシアン社のサポートに依頼しないと変更ができない機能がありますので、必ず一読いただくと良いかと思います。
但し、Confluence Cloudは、日々進化していますので、この機能制限ページの内容は古いの場合もありますのでご注意ください。
日本語フォントがインストールされていませんので、日本フォント(TTCまたはTTF)の準備が必要です。
※前述のConfluence Cloud の機能制限では、PDFエクスポートの言語サポートは、「Confluence Cloud にフォントをアップロードすることはできませんが、サポートに依頼することができます。他の言語で PDF を作成するをご覧ください。」と書いてありますが、2017年12月時点では日本語フォントをアップロードできます。
日本語フォントのダウンロード
以下のサイトからIPAのフォント(TTCまたはTTF)のダウンロードを行います。
私の場合は、IPAゴシック(Ver.003.03) ipag00303.zip(4.09 MB)を利用しました。
今回はConfluence Cloudの評価ですので、以下のサイトから申込みを行います。
前述の「2.必要なファイルを取得」でダウンロードしたフォントファイルを使います。
管理画面の「PDF エクスポート言語サポート」でフォントファイルをアップロードして「Install」をクリックします。
管理画面の「言語」をクリックして、「言語設定」を「英語」から「日本語」に変更します。
管理画面の「一般設定」をクリックして「書式と他言語対応の設定」を確認します。
検索に必要なインデックス作成言語は「英語」となっており、いままでは「編集」をクリックすると、この部分はユーザー側で変更する事ができました。
Confluence Cloudのサポートページにも、変更の仕方が書いてあります。
しかし2017年12月時点では、この部分は変更できなくなっていますのでアトラシアンサポートへ日本語への変更依頼をしてください。
これで、やっと日本語環境における評価ができるようになりました。
もし、7日間で評価が十分にできなければ、少しだけ延長も可能ですのでパートナーに相談してください。
Confluence Cloudは10ユーザーまでなら、月額$10(約1100円/月額)なので、気軽に利用できます。
Trelloは無料ですから、家族で情報共有やタスク管理をすると、
”考え、やる事を整理”→”実行”→”進捗が共有される”=文句言われない
というメリットがあります。
しかもConfluence CloudのTrelloマクロでTrelloのタスクをConfluenceのページに表示することもできます。
とても便利ですので、ぜひ使ってみてください。
Atlassian Cloudについて、または価格などは下記より製品ページをご覧ください。
また、Atlassian Cloudについてのご相談などがありましたら、下記よりお気軽にご相談ください。
Trelloについては、こちらからお試しください。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
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