2017/10/26
今年もやりました 神楽坂サイエンス・アカデミー 2017樋口 晃Akira Higuchi
こんにちは。リックソフトのプリセールス担当の樋口です。私はプリセールス担当なので、導入前のお客様とお話する機会が多いです。導入前のユーザーの皆様には「Confluence は、こんなに便利ですよ!」と説明します。そして、実際に使って貰えると大変うれしいです。今回はConfluenceを中・高校生向けの研究体験に利用してくれた、神楽坂サイエンスアカデミーの事例をご紹介します。
最初に、神楽坂サイエンスアカデミーについて説明します。公式サイトからの引用ですと、
神楽坂サイエンスアカデミーは、2016年から東京理科大学 川村研究室と株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が共同で開催している「理系人材」育成を目的とした中・高校生向けの長期研究体験企画です。
エコ・エネルギーである風力発電とインターネット・IoT技術を題材に、今年は6月から9月までのおよそ3ヵ月間にわたり、各チームでオリジナルの風車風力発電機の設計~製作を行ない、さらにIoT技術を活用して風車風力発電機の発電効率の改良を試みる研究活動を行ないます。
となっております。リックソフトは、昨年に続いて Confluence を提供させて頂き、生徒の皆様、事務局の方の連絡用に使って頂きました。
応募した中・高校生の皆さんは川村先生の指導を受けつつ、実際に風力発電とIoT を体験する事ができるという企画です。参加する生徒さんは、北海道、千葉、東京、群馬、京都と全国に散っています。
6月の開会式が東京理科大学で行わた後、研究期間中は各自が風車や発電機の作成と実験に取り掛かります。7月の中間報告を経て、最終研究発表が9月に行われ、終了となりました。
そんな神楽坂サイエンスアカデミーですが、Confluence には生徒さんからの週次の研究報告がアップされていきます。また、運営本部からの連絡、先生の訪問スケジュール調整や生徒さんから先生への相談などでも Confluence が利用されます。参加チーム毎にConfluenceのアカウントが割り当てられ、各チームのパーソナルスペースにレポートがアップされていきます。Confluence の運用は、リックソフトのユーザー事例でも紹介させて頂いている IIJ さんなので Confluence を有効にご活用頂いていると思いました。
先ずダッシュボードですが標準のダッシュボードは利用せず、下記の様に学生さん向けにお知らせしたい情報、研究で参考になる技術情報、風力と電力をリアルタイムにモニタリングする Grafna の利用方法、Confluence の利用方法などの各ページへのインデックスになっています。これなら、初めて Confluence を使う人も、何をして良いか迷う事は少ないでしょうし、何よりも研究期間中に必要な情報が参加の生徒さんに提供されます。
また、レポートの提出方法も手順が詳しく手順が紹介されています。これを見れば、生徒さんも整った書式で定期的にレポートがアップする事ができます。
さらに、「各チームのレポート」ページを見ると、全国で研究している生徒さんの週次レポートを一覧で見る事ができ、他校の研究状況も閲覧する事ができます。
神楽坂サイエンスアカデミーの研究テーマに「クラウドを活用したデータの可視化」が有ります。風力発電のデータは、IoTでインターネットを経由してサーバーに送信され、各校の風速計、風力発電のデータがリアルタイムに見えるに様に「可視化」されています。発電データと各校の研究レポートを合わせてみれば、さらに可視化は進んで素晴らしいですね。
Confluence の週次レポートを見ていると、全国の生徒さんの状況が解ります。研究期間の初期では、制作風景が報告されます。
ぐんま国際アカデミーさんは6月に早くも、発電を確認します。
その後、研究は進み中間発表となりますが、学校によって進み方がそれぞれです。
鎌倉学園さんの風車は8月に倒れてしまいました。土台の強度が不足していた様です。
三鷹中等教育学校さんの風車はゲリラ豪雨にも耐えるほどの頑丈な作りです。ですが、残念な事に発電機が全く回りません。
しかし、後に原因を突き止めて風車は回転。発電にも成功します。自由記入欄の書き込みが少々ナゾでは有ります。
定期レポートをアップして情報を蓄積できるので、後で振り返りもできて素晴らしいですね。
今回のアカデミーで、Confleucne は学生の皆さんにも直ぐに使って貰える使いやすツールなんだと思いました。事務局が意図した通りのレポートが作成され、そこにコメントが付いたりしてスムーズな情報共有が行われました。
Confluecne が有効に活用されたのは、IIJ の事務局の皆様の運用とご指導がが良かったからだと思います。私はプリセールス担当で購入して貰う時は「きっと役に立つ筈!」と思っていますが、本当にユーザーの業務が改善するかどうかはお客様次第です。今回の事例では実際に Confluence が役に立てた様で嬉しいです。
改めて、ソフトウェアは道具なので有効に活用するためには、目的に合ったツールを選択して、正しく活用する事が大切なんだと思いました。ツールを導入しただけでは業務は改善しませんが、きっかけにはなると思います。
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