2017/07/13
ちょっと気になるアドオンシリーズ:JIRA Suite Utilities for JIRA樋口 晃Akira Higuchi
こんにちは。リックソフトのプリセールス担当の樋口です。私は日々、お客様と話す機会があります。その中でよく受ける質問が、
質問をする方は、前提として「JIRAの標準機能でこれらの事はできるのだろう。でも方法が解らないなあ」と思って聞いてくるのですが、実はJIRA標準機能ではできません。ケースによりますが、私はアドオン 「JIRA Suite Utilities for JIRA」をお奨めする事があります。今回のブログでは、このアドオンを紹介させて頂きます。
なぜ、このタイミングでこちらのアドオンのブログを書いたかと言うと、このアドオンはこれまで無償だったのですが、2.0.0 以降は有償になりました。JIRA 7.4.0 をご利用の方は、有償版を利用する必要があります。「これまで無償だったのに有償にするなんてヒドイ!」という方も居るかも知れませんが、私としてはこれまで無償だった事に感謝したいと思います。ソフトウェアを作成/配布するのは、手間とコストがかかる事です。それを無償で継続するのは難しいので、ご理解下さい。
9月20日までは 50% OFF で購入する事ができます。これまで、JIRA Suite Utilities を利用されていた方はこの機会にご購入を検討される事をお奨めします。ご購入を検討される方は、メールか下記からお問い合わせください。
それでは、具体的に JIRA Suite Utilities (以下JSU)の機能について説明します。JSUは、いくつかの機能があるのですが今回は以下の機能についてご説明します。
ワークフローをカスタマイズしている時に、あるステータスから別のステータスに移動する時に「このフィールドには必ず入力して欲しい」と思うケースが有ります。この様な場合は、ワークフローの「検証」にJSUの「Fields Required (JSU)」を追加する事で実現できます。入力必須チェックにしたいワークフローのトランジションを選択して、「検証」をクリックします。下記の様な画面が表示されますので、「バリデータを追加」を押します。
追加できる「検証」の一覧が表示されるので、下記の「Field Required(JSU)」を選択します。
次の画面では、どのフィールドを必須入力にするのか指定できますので、対象の項目を選んで「Add」ボタンを押して「Required fieds」に移動して「追加」ボタンを押します。
これで設定は完了です。ワークフローを公開して、必須入力チェックが働いているかテストして下さい。上記の設定の場合、「原因」に値を設定していないとエラーになり、「Done」に遷移する事はできません。
次は課題のフィールドをコピーです。これは、承認処理をワークフローで実装した時に「担当者」を「承認担当」にコピーしたい場合に便利です。ワークフローの処理は「事後操作」で指定する事が出来ます。ワークフローのカスタマイズ画面で「事後操作の追加」を選択して「 Copy Value From Other Field (JSU)」を追加する事で対応できます。「 Copy Value From Other Field (JSU)」を事後操作に追加する事で実現できます。また、JSUを利用すれば「親課題」など、別の課題の値をコピーする事もできます。
JSUの機能を一部ご紹介させて頂きましたが、上記は一例でJSUには他にも色々な機能が有ります。詳細はドキュメントをご参照下さい。
ご購入、またはご相談のある場合は、お気軽にご相談ください。
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