2017/06/12
お客様の悩みを解決したアドオンをご紹介:Email This Issue山本 鮎美Ayumi Yamamoto
こんにちは。リックソフト技術担当の山本です。
お悩み解決アドオン第二弾。
今回は、非JIRAユーザーとのやり取りを実現するアドオンの紹介です。
それではお客様からのご相談から。
作業依頼や問い合わせ対応時に、相手がJIRAのユーザーではない社外の担当者の場合もあり
メールとJIRAで二重管理に・・・どうにかならない?
A. Email This Issueを使ってみましょう!
JIRAがメールクライアントのような役割を担い、課題の内容をを非JIRAユーザーに送信したり、受信したメールから課題を作成したりコメントしたりできるアドオンです。
ちょっと気になるアドオンシリーズでもご紹介しました。
ちょっと気になるアドオンシリーズ:Email This Issue
機能が色々とあるので多様な使い方が出来ますが、今回は以下のような形で実装しました。
メールの件名や本文、送信元などから特定の値を正規表現で抽出できるので、それを課題のフィールドにセットしたり処理の条件に指定したりすることが可能です。
Email This Issueのメールテンプレートは、件名や本文の内容、追加するフィールド値、レイアウトなどをHTML形式で自由に設定できます。
またテキスト形式のメールでも、Velocityマークアップの記述によりフィールド値などを動的に追加することができます。
トランジション画面の作成はJIRAの通常機能です。本文や件名、宛先など、メールに必要なカスタムフィールドを作成して追加します。
Email This Issueはワークフロートランジションの事後処理を拡張するので、テンプレートや宛先を指定して、トランジション実行時にメールが送信されるよう設定できます。
メール送信条件をJQLで指定したり(e.g. 重要度が高の場合のみ)、添付ファイルの有無、デフォルトの件名・本文を指定することもできます。
これでJIRAユーザーの担当者は課題の操作のみ、非JIRAユーザーの担当者は普段通りメールの受信/送信でやり取り可能な仕組みを構築することができました。
※この場合は、Status:Doneと記載することで課題のステータスが「完了」になり、 調査内容:xxx/対応内容:xxxと記載することで、xxxの部分が各フィールドに入力されます。
以上、「Email This Issue」のご紹介でした。
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