2016/09/29
スケジュールの自動補正機能を強化!WBSガントチャート for JIRA 8.6.0リリース網野 勉Tsutomu Amino
こんにちは!
WBSガントチャート for JIRAの開発を担当している網野です。
来る10月10日よりカリフォルニア州のサンノゼにてAtlassian Summitが開催されます。
私たちリックソフトは今年もシルバースポンサーとしてブース出展いたします。
弊社が開発したアドオンを中心に展示・説明を行いますので、WBSガントチャート for JIRAに関するご質問・ご要望は是非弊社スタッフに直接お問い合わせください。
さて、先日公開したWBSガントチャート for JIRA 8.5.0、および近日公開予定のWBSガントチャート for JIRA 8.6.0のリリース内容についてご紹介します。
WBSガントチャート for JIRA 8.5.0から従来の日本語、英語に加えて、新たにフランス語に対応しました。
フランス語への翻訳はDamien Brazさんが行ってくださいました。
この場を持ってお礼を申し上げたいと思います。
Brazさん、本当にありがとうございました!
WBSガントチャート for JIRA 8.6.0では「依存先を変更」、およびWBSガントチャート for JIRA 8.5.0まで「親子チケットの再計算」と呼ばれていた「スケジュールを自動補正」の機能が強力になります。
「スケジュールを自動補正」は、名前の変更が示す通り、親子チケットだけでなく、もっと広い範囲で自動補正を行うようになります。
また、「依存先を変更」では親チケットの依存関係で変更対象に制限がありましたが、今回のリリースでその制限がなくなります。
ですので、これまでは子チケット同士で依存関係を作成するようお願いしていましたが、親チケット同士で依存関係を作っておくと、依存先のチケットとその子チケットがまとめてリスケジュールするようになります。
以上のように、スケジュールの自動補正の機能が強化される一方で、「このチケット(もしくはバージョン)のスケジュールは動かしたくない」という場合が想定されます。
この場合は、新たに追加した「手動モード」を利用します。
「手動モード」とは「手動(でスケジュールを行う)モード」のことで、文字通り計画日付を手で入力し、その日付を動かさないようにするモードです。
上のスクリーンショットのとおり、チケットの「手動モード」はWBS上の「手動モード」カラムで設定します。
編集状態にするとチェックボックスが表示されますので、チェックをつけて保存します。
バージョンについてはバージョンそれぞれの設定ではなく、WBSガントチャート全体での設定になります。
アドオン管理画面のバージョンのセクションから、「バージョンの手動モード」で「はい」を選択してください。
全てのバージョンが「手動モード」が有効な状態になります。
「スケジュールを自動補正」や「依存先を変更」が有効になっている場合、WBS上でチケットの「手動モード」を変更すると、その場で「スケジュールを自動補正」や「依存先を変更」が実行されます。
ですので、自動補正をせずに手動モードを変更するには、あらかじめ「スケジュールを自動補正」や「依存先を変更」を無効にしてください。
WBSガントチャート for JIRA 8.6.0では、この他にインターフェースの変更や、主に進捗率に関するバグの修正などが盛り込まれます。
すでにAtlassian Marketplaceで入手できますので、是非ご活用ください。
それでは、ごきげんよう!
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