2015/10/08
JIRA ver.7リリース!幅広い用途に適用するために3つの製品に再構築されました。変更点をダイジェストで紹介。渡辺 裕美Hiromi Watanabe
当初JIRAはバグ管理ツールとして開発されましたが、その高度なカスタマイズ性によりタスク管理、工数管理、進捗管理、スケジュール管理などプロジェクト全般を広く管理できるようになり利用されるようになりました。
それぞれのチームにはそれぞれのビジネスプロセスがあります。非効率であるにも関わらず、Excel、Word、メールが依然利用されているのは、それぞれの組織のそれぞれのチームに適応するツールがなかなかみつからないからではないでしょうか。
アトラシアンは低価格でありながら、様々なチームがすばやく簡単に導入しご利用いただけるように、JIRAを3つ製品に再構築し提供しました。
ここで、JIRA ver.7 の主な変更点(ダイジェスト)をご紹介します。
プロジェクトを作成する時に、既存のプロジェクトの設定を新しいプロジェクトに適用することができるようになりました。
共有される項目は以下の通りです。
画像とファイルの添付方法を改善しました。
課題画面のどこにドラッグ&ドロップしてもファイルを添付できるようになりました。また、通常のペースト手順(キーボードの利用かマウスの右クリック)でファイルと画像がクリップボードから課題に添付できます。
ということで、「スクリーン・ショットの添付」はメニューから外されました。
「ファイルの添付」メニューでファイルブラウザをオープンし、ファイルや画像を参照します。
JIRA Service Desk をお使いの場合は、エージェントがファイルや画像をドラッグ&ドロップやペーストで課題に直接添付でき、さらにファイル添付ダイアログが開いて下記の画面のように、課題にコメントをつけることもできます。
プロジェクト作成で利用するプロジェクトテンプレートが変更されました。いくつかのテンプレートは新しい名前、アイコンに変更されました。課題を作成時に利用されるデフォルトの課題タイプは下記の通りです。
ワークフロー | |
---|---|
課題タイプ |
|
注意 |
|
アジャイル スクラム |
|
アジャイル かんばん |
|
ソフトウェア開発 |
|
ライセンス体系と価格変更について詳しくはこちらをご覧ください。
更新時の留意点:JIRAだけ利用しているお客様は、更新時に JIRA Software と JIRA Core のどちらかを選択することができます。選択しないと JIRA Software になります。
これらの製品は、いままでどおり信頼のおけるJIRAプラットフォーム上で動作しますので、今後もこれまでどおり安心してお使いいただけます。
製品ページリンク
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。