2016/07/25
Issue Editor で課題を階層表示しよう廣田 隆之Takayuki Hirota
こんにちは!
リックソフトの廣田です。
連日、暑くなってきましたね。先日は自宅のエアコンで外気温を計測したところ、「37℃」となっており驚愕しました。
さて、前回につづき、今回も Issue Editor for JIRA の表示機能を紹介します。
今回はお待ちかねの階層表示機能です。
スクリーンショットはバージョン1.3.3 で撮影しました。
リックソフトがよく頂く質問のうち、「課題ナビゲーター(検索結果画面)でサブタスクを親の課題と並べて表示したい」というものがあります。いちおう、要約の先頭に親の課題キーが表示されるので判別はできるのですが、お世辞にもわかりやすい表示とは言いがたいです。
エピックとストーリーの関係も同様で、一目でエピックとストーリーの関係を把握するのは困難です。
こういうときは、習いある「編集」ボタンから Issue Editor を起動してみましょう。
起動直後はフラットな表示なので、まずは表示件数で全件表示に切り替えたあと、階層表示のボタンを押します。
ここで、なぜ全件表示にする必要があるのか?について、少しだけ説明を補足します。Issue Editor は画面に表示されている課題を並び替えて階層表示を作ります。例えば、エピックとサブタスクだけが存在し、ストーリーが画面に表示されていない場合は階層表示を行いません。そのため、できるだけ正確な階層構造を表現できるよう、いったん全件表示への切り替えを要求する仕様としています。
すると、エピック、ストーリー、サブタスクがきれいに階層表示されます。
JIRA 上でガントチャートを作成できるアドオン WBS ガントチャート for JIRA を導入すると、JIRA 標準ではできなかった多段の階層構造を作ることができます。Issue Editor は WBS ガントチャートの親子リンクを理解して階層表示します。
例えばこのようなガントチャートがあるとして・・・
Issue Editor で階層表示するとこうなります。
JIRA の課題ナビゲーターでは実現できなかった、エピック>ストーリー>サブタスクの階層表示はなかなか便利な機能だと思います。
ぜひ、皆さんの業務にお役立てください。
Issue Editor for JIRA は Atlassian Markplace からダウンロードしてインストールできます。
30日間の評価ライセンスも用意していますので、ぜひお試しください。
次回からは Issue Editor for JIRA の課題編集機能を見ていきたいと思います。
それでは、またお会いしましょう。
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