2010/04/13
経験者によるRedmine、Trac、JIRA比較大貫 浩Hiroshi Ohnuki
ずーとやりたかった 経験者による Redmine、Trac、JIRAの比較。
RedmineやTracを使ったことがある人はJIRAをどのように見ているのか?
Twitter にて知り合った @bohnen と @FireBlade96 より得られた情報です。感謝、感謝!!
比較項目 | 評価 | 特記 |
---|---|---|
チケットトラッカーとしてのできの良さ | JIRA > Trac > Redmine | 以下JIRAの優れている点 ・カスタムフィールド ・ワークフローの追加のしやすさ ・通知スキームが柔軟 ・柔軟な検索条件、出力フィールドの選択、出力形式の豊富さ(Print/RSS/Word/Excel) ・豊富なプラグイン @bohnenはカテゴリとメンバーの 二次元集計プラグイン を愛用 |
管理の容易さ | JIRA > Redmine > Trac | JIRAはセットアップの容易さ、管理の充実度が凄い。Tracに対するRedmineの利点は複数プロジェクトを同一レポジトリで管理できること |
レポーティング | JIRA > Trac > Redmine | JIRA圧勝、柔軟性も凄い |
統合性 | Redmine > Trac > JIRA | Redmineはプロジェクトに必要なものが統合されているのが非常に使い易い。 |
コスト | Trac = Redmine >> JIRA | JIRAも10ユーザーまでなら1000円だが、それ以上だと17万(25ユーザー)~112万(無制限) |
@bohnenの背景
@FireBlade96の背景
より良いソフト開発環境のためのBTS
RedmineやTracは必要なものが1パッケージになっているパッケージをコミュニティがリリースしていて導入しやすい環境ができています。しかし、より本格的なソフト開発環境を目指すなら JIRA がお勧めです。
特に要員が100人以上の組織では1つのプロジェクトだけでなく、複数プロジェクトを横断的にチェックするPMO(Project Management Office)的な役割が必要になりますが、JIRAならそのような要望に応えることが可能です。またアイデアや仕様をWebページのドキュメントとして纏めるConfluence、複数種類のリポジトリを分析しビューアとなるFishEye、レビューツールのCrucible、Gitリポジトリ管理のStashなど様々なツールを組み合わせ、「アイデア→計画→実装→リリース」というソフトウェア開発全体をカバーする高度なツールチェーンを構築することが可能です。
私のお勧めポイントは以下の3点。
以下は Trac+SubversionのようにJIRA+Gitで作業時間を記録する(from Blog on AIRS) から引用させてもらいました。
エアーズではこれまでプロジェクト管理ツールとしてTracとそのScrumプラグインの Agilo を使っていたのですが、今年の春から Atlassian社のJIRA と GreenHopper も使い始めました。
理由はAtlassian社のツールの方が操作が軽快で機能も優れていたこと、10ユーザー以下であれば各ツールのライセンスをわずか1,000円で購入できる スターターライセンス を利用できたことなどからです。JIRAとGreenHopper以外に、 Confluence 、 Bamboo 、 FishEye 、 Crowd も導入済みです。
JIRA+GreenHopper ユーザーが増えてますねー
30日間の評価ライセンスも発行できますので、是非ご活用ください。
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