2014/01/29
オンプレJIRAからAtlassian OnDemandへのデータ移行大貫 浩Hiroshi Ohnuki
アトラシアンはSaaS商品としてAtlassian OnDemandという商品を提供しています。
Atlassian OnDemandは自分たちでサーバーの準備が不要なため気軽に利用できます。
Atlassian OnDemandのデータはオンプレ環境へ移行することもできますし、逆にオンプレ環境のデータをAtlassian OnDemandへ移行することもできます。
ここでは、オンプレ環境のJIRAデータをAtlassian OnDemandへ移行する手順を説明します。
1、まずオンプレJIRAでバックアップを取得します。
2、そのバックアップファイルをWebDAVで以下にアップロードします。ここでWebDAVクライアントはBitKinexを使います。
<サブドメイン名>.atlassian.net/webdav
3、つぎにAtlassian OnDemandへログインし、管理者画面 > インポートとエクスポート > JIRA Import の画面を開きます。
注意:データインポートは既存の全データ(ユーザー情報など)が消えます。
4、Nextを押すと、そのファイルからデータをインポートするか選択する画面が表示されます。プルダウンから先ほどWebDAVでアップロードしたファイルを指定し、Nextを押します。
5、通知メールが飛ばないように、Outgoing MailをDisable指定します。
6、インポートが開始します。
7、インポートが順調に進みます。
8、インポート処理は90%からなかなか前に進みません。
9、別のページに遷移しようとしても、リストア処理中のためアクセス制限がかかります。
10、しばらく待つとインポート処理が完了します。
以上で、Atlassian OnDemandを利用開始できます。
アトラシアン社ではサポート範囲外となっているサードパーティ製のアドオンをリックソフトのRS標準サポートではサポートします。
リックソフトのRS標準サポートは開発元が提供するサポート以上の価値があります。
ツールを導入しただけでは成功とはいえません。利用者が効果を感じていただくことが大切です。独自で制作した各種ガイドブックはツール活用を促進します。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様にはガイドブックを無料進呈いたします。
ツール操作の研修だけでなく「ウォータフォール型開発」「アジャイル型開発」のシミュレーション研修も提供。
日本随一の生産性向上にも効果のある研修サービスです。
リックソフトからライセンス購入を頂いたお客様には無料招待や割引特典がございます。