2014/05/13
進捗率が新しくなります|WBSガントチャート for JIRA(進捗管理ツール)網野 勉Tsutomu Amino
はじめまして!
WBSガントチャート for JIRAの開発を担当している網野と申します。
いつもWBSガントチャート for JIRAをご贔屓にしていただき、ありがとうございます。
このブログでは、導入予定の新機能を中心にWBSガントチャート for JIRAの最新情報を発信していきます。
すでにご利用の方はもちろんのこと、「使ってみようかな」と思っている方も、ぜひご注目ください。
では早速WBSガントチャート for JIRA 7.4.0で導入される進捗率の新機能について紹介します。
これまでチケットの進捗率は値の入力のみでした。
そのため…
…といった問題がありました。
そこで、進捗率を使いやすくするため、カスタマイズ可能にします。
ひとつはJIRAに標準で備わっている時間管理の機能を使って自動計算できるようにします。
時間管理では、最初に初期見積を行い、作業実績を入力していきます。
最終的に残余見積が0になると、その課題は完了したことと見なすことができます。
この仕様に従い、WBSガントチャート for JIRAでは…
(初期見積 – 残余見積) ÷ 初期見積 × 100
…の計算式で進捗率を計算します。
これにより、時間管理を使用している場合、わざわざWBSガントチャート for JIRA上で進捗率を入力する必要がなくなります。
もうひとつは指定フィールドによる自動計算です。
例えば…
…で進捗率を管理している場合も多いと思います。
これを実現するため、分子と分母にあたるカスタムフィールドを指定することで、自動計算します。
また、既存の指定フィールドに進捗率を保持する場合も、チケットのステータスと進捗率を連動させる機能を導入します。
具体的には…
…という機能を追加します。
普段WBSガントチャート for JIRAを使用せず、JIRAやJIRA Agile上で課題を更新している場合でも、解決済みにしたり再オープンしたりすると進捗率に反映されるというわけです。
これらの進捗率の設定は、計画やベースラインと同様に各課題タイプごとに設定が可能です。
「開発は時間管理で管理したいけど、テストは全テストケース数と実施テストケース数で管理したい」という具合に棲み分けを行うことができます。
WBSガントチャート for JIRA 7.4.0は、現在鋭意テスト中です。
他にも新機能をいくつか追加する予定ですので、このブログでお知らせしたいと思います。
それでは、ごきげんよう!
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