2019/06/14
Tableauの最新バージョン2019.2で追加された新機能「ベクターマップ」を試してみた夏橋 美佐Misa Natsuhashi
こんにちは。リックソフトの夏橋美佐です。
新元号が令和になってからしばらくは肌寒い日が続いていましたが、ほんの少ししか経っていないのに、一転して暖かいを通りこし暑すぎる日々が続いていますね。みなさんも熱中症には気をつけてくださいね。
今回、夏橋が紹介するのはBIツールのTableauです。新バージョン>Tableau 2019.2がリリースされ、実装された機能で「ベクターマップ」という機能を紹介したいと思います。
これまでのバージョンでもTableauでは緯度、経度情報を基にデータを地図上にマッピングすることができましたが、今回はこの機能がよりパワフルになり、画像ベースのマップからベクターベースのマップに変更されより詳細な情報をスムーズに表示できるようになりました。
Tableauは操作が簡単で、あまりキーボードを使わないところに特徴があります。データをマップ上に表示したい場合は下図の赤枠の部分をダブルクリックします。これは地理的役割というものでデータに緯度/経度情報を関連付けているものになります。
上図の「市町村」ダブルクリックすると下図のように地図が表示されます。
地図上のプロットの色を変更する場合は、メジャーの「レコード数」をマークの「色」へドラッグアンドドロップすると画面右側にカラーパレットが表示されます。
カラーパレットをダブルクリックすると色の編集を行うことができます。
ここでは「緑‐金」の色で、6段階で表示するように設定します。「パレット」で「緑‐金」を選択し、「ステップドカラー」にチェックを入れ、「ステップ」を6に設定します。
左右の色を反対にしたい場合は「反転」にチェックを入れると変更できます。
色を付けてみると全国的に平均的であり都市部に集中していることが確認できます。
ここでベクターマップに変更してみたいと思います。メニューバーの「マップ(M)」から「マップレイヤー(Y)…」を選択します。
サイドバーに「マップレイヤー」が表示されます。ここで「スタイル」のドロップダウンリストから「サテライト」を選択します。
するとマップが衛星写真で表示されます。
また、地下鉄や駅、建物の専有面積などといったラベル情報も追加することができます。
これにパラメータアクションの機能を利用すると半径〇〇m内のデータみたいな分析もできたりします。
以上、Tableauのベクターマップの機能紹介でした。
こちらからぜひお試しください。
また何かお困りなことがありましたらお問い合わせください。
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