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開発手法といえばウォーターフォール型が長年主流でしたが、みなさんもご存知の通り、近年ではアジャイルという短い期間で実装とテストを繰り返していく変化に強い開発方法が人気です。昨年大きな盛り上がりをみせたラグビーW杯でも選手たちが”スクラム”を組んだ力強い絵が非常に印象的でしたね。アジャイル型開発でもスクラムという手法がよく採用されています。
近年、弊社のお客様の中でもアジャイル型開発に取り組む方が多くみられます。しかしそんなアジャイルの流行に反し、納期が厳格に決められた製造業のお客様からは、アジャイルの恩恵を享受できにくいためウォーターフォール型開発が主流のままである、といった声をいただいておりました。
市場の競争に勝つためには、スピーディーに低コストでより良い製品を作らねばいけないーー 激化する競争のなかで闘う製造業のお客様から寄せられたウォーターフォール型開発の弱点をまとめてみました。みなさんもこのようなことでお困りではないでしょうか?
ウォーターフォール型開発の弱点
今回、アジャイル型とウォーターフォール型を組み合わせたハイブリッド型プロジェクト開発で成功されたお客様事例を公開いたしました。
キオクシア社では半導体開発にアジャイル型とウォーターフォール型の両方を採用したハイブリッド型開発を実践しています。具体的には、アジャイル型開発に優れたJira Softwareでタスクを管理し、長期的なプロジェクト管理にはWBS Gantt-Chart for JiraというJiraにウォーターフォール型プロジェクト管理機能を追加するアプリを利用し、アジャイルにタスクを回しつつ全体のスケジュールはガントチャートで確認できるようにしました。また機密性の高い成果物については、ドキュメント管理に強いAlfresco Content Services上に保管されるというシステムを作り上げました。このように、Jira、WBS Gantt-Chart for JiraとAlfrescoを活用した結果、技術者は「Jiraを使ってタスクをこなし、完成した文書をJira上にアップデートすると、会社の求めるセキュリティを満たした文書管理ができる」ようになりました。
弊社ウェブサイトでは、キオクシア社が実際にどのようにアジャイル推進プロジェクトをリードしたかについての事例インタビューを公開しております。ぜひご一読ください。
また、導入製品の製品紹介ページも公開しております。
Slackサービスパートナープログラムへの参加を2019年11月13日に発表しました。
アトラシアン社が開発・提供するクラウドサービス『Jira Software Cloud』に対応したプロジェクト管理アプリ『WBS Gantt-Chart for Jira Cloud』を2019年12月4日にリリースしたことを発表します。
『WBS Gantt-Chart for Jira Cloud』は、アジャイル型、ウォーターフォール型の2種類あるプロジェクト管理手法のなかで、アジャイル型プロジェクト管理を得意とする『Jira Software Cloud』に、ウォーターフォール型を追加するアプリです。
JiraやConfluenceをどうやって自社の業務スタイルにフィットさせてよいか分からなくて困ったなど、お悩みをお持ちのお客様のために、スムーズで効率的な運用をしていただければ(Atlassian Toolsをより好きになっていただければ!)という願いもあり、私たちはAtlassian Cloudの運用管理にフォーカスした導入支援サービス(オンボーディング)とトレーニングプランをスタートさせる事になりました!
「スターター」と「スタンダード」の2つのコースをご用意し、スターターはまずはじめたい方のために、そしてスタンダードは業務に適した使い方をされたい方のために、というのがコンセプトになっています。
リックソフトならではの多数の経験を元にした実運用上のケースや解決のノウハウを同時にお伝えします!ぜひご一読ください。
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前編のとおり,アジャイル手法を取り入れたチームはOne Team(ワンチーム)になることが大切です。ツール同士が連携し,プロセスを統合することが,アジャイル,DevOpsには重要な要素です。ちょっと宣伝になってしまいますが,この重要な要素におけるツールへの要求事項をまとめてみました。