Atlassian製品ライセンスについて
Atlassian製品ライセンスについて
- アップデートとは?
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アップデート:製品バージョンを上げることです。
ソフトウェア・メンテナンスが有効な期間内にリリースされたバージョンへ上げることができます。 例:「Jira ver 3.14.2」から「Jira ver 3.14.4」へアップデートする。
- アップグレードとは?
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アップグレード:使用可能なユーザー数を増やすことです。
例:「Jira25ユーザー」から「Jira100ユーザー」へアップグレードする。
ユーザー数のアップグレード価格はお問い合わせください。
- ソフトウェア保守契約とは?
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ソフトウェア保守契約年間更新料をお支払いいただくと、サポートとアップデートをご利用いただけます。 製品を新規購入すると1年間のソフトウェア保守契約が無償で付いてきます。2年目以降もソフトウェア保守契約を有効にするには更新手続きが必要です。
- 更新手続きとは?
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更新手続きとは、ソフトウェア保守契約年間更新料のお支払いのことです。
お支払いが完了すると更新されたライセンス・キーが発行されますので、エンドユーザはそのライセンス・キーを製品に設定してください。
- スターターライセンスについて
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スターターライセンスは、アトラシアン社がチャリティ活動を目的に提供するライセンスとなります。
通常の商用ライセンスとは違い、開発元への技術的な質問などは提供されません。スターターライセンスのサポート
スターターライセンス購入のみの場合、ソフトウェアサポートは有志が運営するアトラシアンコミュニティのみとなります。
アトラシアンコミュニティに登録した情報やファイルは、すべてインターネット上に公開されます。コミュニティサポートでは不安と思われる場合はリックソフトのエンタープライズ向けのサポートを契約することをお勧めします。
リックソフトのエンタープライズ向けサポート「シルバーサポート」「ゴールドサポート」
- サポートドキュメント(日本語)
- エンタープライズ向けヘルプデスク ※アカウント毎にクローズされたヘルプデスク
- オンラインミーティングや電話対応などサポートの拡張、ActiveDirectory連携などへの高度技術サポート
「シルバーサポート」「ゴールドサポート」の概要については、以下のページをご参照ください。
- Atlassian製品は買い切りライセンスですか?更新しなくても利用できますか?
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はい、買い切りライセンスです。更新しなくも利用することはできますが、いくつか制限事項があります。
制限事項は以下になります。
- サポートを受けることができません。
- バージョンアップできません。
error_outline注意点
一度更新せずに、再度更新をしたい場合でも、ライセンスの保守期間は直前の保守契約期間の満了日から開始されます。
例)
- サポートを受けれられないと、何が困りますか?
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不具合/トラブル発生時、テクニカルサポートが受けられません。
ライセンスを更新しないと、弊社リックソフトおよびAtlassian社からのサポートどちらも受けることができません。
弊社サポートがよく受ける内容は以下です。
- エラーや不具合発生による検証、ベンダーへの改善要求
例)
- Confluenceの高負荷によって、パフォーマンスが低下した
- ConfluenceのPDFやサムネイルが文字化けする
- Jiraが起動しない
- 実現要求に対するベストプラクティス、またはアドバイス
例)
- Jiraで課題を1,000件以上一括でエキスポートしたい
- 定期的に適切にバックアップを取りたい(推奨の方法)
- Jiraで課題のCSVインポートで親子関係を付けたい
- Jiraのパフォーマンスチューニングをしたい
- バージョンアップできないと、何が困りますか?
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脆弱性対応ができない・・・不具合が修正できない・・・などさまざまなデメリットがあります。
バージョンアップができないことによって、以下のようなデメリットが生じます。
- アプリケーションの脆弱性対策(セキュリティ)が不十分になる
- Atlassian製品は基本的に最新バージョンを利用することで修正される方法をとっております。不具合対応も同様です。
※クリティカルなものでパッチが提供された(ライセンスが無効でも適応できる)事例がございますが、この対応はまれです。
- EOLになる
- Atlassian製品はおおよそ2年でEOLになります。
Atlassian Support End of Life Policy
- 新機能が利用できない
- 随時バージョンアップによって新機能のリリースや、ユーザビリティの改善を行っています。更新契約を行わないとその機能をご利用いただけません。
error_outlineライセンス有効期間中にリリースされたバージョンへは、ライセンス保守期間外でもバージョンアップ可能です。
例)
- 開発サーバにも別途有償ライセンスは必要ですか?
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いいえ。別途有償ライセンスは不要です。
テスト利用目的の開発サーバやステージング・サーバ用には無料の開発ライセンスが利用できます。また開発ライセンスはコールドスタンバイ・サーバにも使用できます。
- ライセンスの考え方について教えてください。
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ライセンスは1インスタンス毎の利用ユーザー数がライセンス数になります。
インスタンスを分ける場合、それぞれライセンスをご購入いただく必要がございます。補足(1)
インスタンスとは?
稼働するJiraのプロセスの事です。1サーバーに複数のJiraのポート番号を変えて起動する事もできます。
その場合は、2インスタンスとなり2つのライセンスが必要です。補足(2)
また、製品をご購入頂きますと「開発ライセンス」を利用可能となります。製品の検証、アップグレードの検証のためにはこちらをご利用いただけます。開発ライセンスを業務にご利用頂く事はできません。
- 2つのインスタンスで1つのライセンスをご利用いただくことはできません
- 1つのインスタンスに2つ以上のライセンス数を追加することはできません
- ライセンスのカウント方法を教えてください。
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アプリケーションに登録されているアクティブなユーザー数です。※同時アクセスユーザー数ではありません。
補足
アプリケーションに登録されているユーザーは、アプリケーションの利用状況に応じて、状態をアクティブ、非アクティブに切り替えることができます。
非アクティブなユーザーはアプリケーションにログインすることができません。※Jira Service Managementのライセンスの考え方については、下記をご覧ください。
- ライセンス(利用ユーザー数)の追加方法を教えてください。
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Atlassian製品には、ユーザーを追加するという考え方がありません。
購入から1年未満にユーザー数を追加したい場合、アップグレ―ドライセンスを購入いただく事となります。
ライセンスには1年間のメンテナンス費用が含まれておりますが、その場合、アップグレードライセンス購入日をメンテナンス開始日としてリセットされます。
例)100ユーザーから500ユーザーへアップグレードする場合
※アップグレードライセンスのお見積りは下記よりお問い合わせください。
- Jira ライセンス体系について教えてください。
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2015年10月7日からJiraのライセンス体系は「Jira Work Management」「Jira Software」「Jira Service Management」の3つに再構成されました
Jira Work Management、Jira Software、Jira Service Management の機能の違いや、旧ライセンスと新ライセンスの考え方などこちらをご覧ください